いじめ重大事態の全国公表事案
公表事案 970件
いじめ防止対策推進法 第28条 が定める いじめ重大事態。生命・心身・財産に重大被害が生じた疑い、または相当期間学校を欠席した疑いがある事態として、各教育委員会が調査・公表します。
都道府県別 いじめ重大事態件数
+ 22 都道府県
学校種別件数
年別件数
公表事案一覧(最新順)
高1自殺 いじめ原因/奈良調査委 学校指導も問題視
奈良県教育委員会は21日、同県生駒市の県立奈良北高で2015年12月、校舎から転落死した1年の男子生徒=当時(16)=について、自殺の背景にクラスメートによるいじめや、学校側が漫然と繰り返した特別指導があったとする調査委員会の報告書概要を明らかにした。 会員の方はログイン
青森市立浪岡中学校
青森県 青森市 ・ 中学校
青森市立浪岡中学校 浪岡中学生徒自殺事件(2017年4月ごろ)
浪岡中学校の生徒が 2017 年 4 月に自殺した事案について、青森市教育委員会が設置したいじめ防止審議会は遺族に対し「いじめの解明ができない」との報告を行いました。遺族はこの報告に不服を申し立て、再審議を求めました。本報告は自殺後の公的調査過程における経緯を示すもので、事案の原因究明が難航した状況を物語っています。
いじめ自殺訴訟で東京高裁和解、スポーツ振興センターが2800万円支払い
2010年、群馬県桐生市の小学6年生・上村明子さん(当時12歳)がいじめを受けた末、自殺した。母親はスポーツ振興センターに死亡見舞金2800万円を請求する訴訟を起こした。昨年10月の宇都宮地裁判決でいじめと自殺の因果関係が認められ全額支払いを認めたが、センター側が控訴していた。2月17日、東京高裁で和解が成立し、センターが請求通り2800万円を支払うことになった。これで自殺をめぐる3つの裁判がすべて和解した。なお、桐生市との損害賠償訴訟は2014年に市がいじめを認め150万円を支払うことで和解、加害者同級生との訴訟も同年和解していた。
群馬・桐生の小6女児いじめ自殺、母親とJSC東京高裁で和解成立
2010年10月、群馬県桐生市の小学6年女児・上村明子さん(当時12歳)が、同級生からの悪口などのいじめを受けていたため、自宅で自殺した。母親がいじめが学校管理下での事故に該当するとして、日本スポーツ振興センターに災害共済給付金2800万円の支払いを求めた訴訟で、2017年2月17日、東京高裁で和解が成立。センターが請求全額を支払う内容となった。1審宇都宮地裁は前年10月、いじめが自殺の主要原因と認定し全額支払いを命じていた。
高等学校及び特別支援学校
宮崎県 ・ 特別支援学校
岩手県の中学校で、自殺した中学生がいじめを訴えていた
2022年7月、岩手県の中学校2年生の松村亮君が、いじめを苦にして電車に飛び込み自殺した事件が発生した。松村君は、担任とのやり取りのノートにいじめを受けていたことや自殺を暗示する内容を書いていたが、担任はその訴えを無視し、両親にも連絡しなかった。この事件は、いじめの問題が深刻であり、子どもたちの精神的苦痛を真摯に受け止める必要性を示している。
横浜市で自主避難した生徒、いじめ認定の発言に抗議
福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒が、避難直後から小学校でいじめを受けていた問題において、生徒側の代理人は、岡田優子教育長が「金銭授受のいじめ認定は困難」と発言したことに抗議する文書を市教育委員会に提出した。第三者委員会は金銭授受がいじめから逃れるためだったと推察したが、いじめと認定しなかった。
国立大付属高校
青森県 東北町 ・ 高等学校
大分県立高校で教師の重過失認定、賠償請求命令
大分県立高校で、部活動中に生徒が死亡した事件について、大分地裁は教師の重過失を認定し、県に対して教師に損害賠償金の二分の一を請求するよう命じた。また、司法は過去のいじめによる事件についても重要な判断を下しており、学校や教育機関の責任に対する意識が高まっている。
東京都立小山台高校
東京都 ・ 高等学校
東京都立小山台高校の生徒、いじめの可能性を抱え自死
2015年9月27日、東京都立小山台高校の1年生、高橋博司くんがJR中央線大月駅で亡くなった。博司くんは亡くなる前にSNSで自殺をほのめかす投稿をし、母親の里美さんは学校側にいじめの可能性を相談した。博司くんの死に対する母親の疑念と、その後の調査過程が語られている。
新潟県立新潟工業高等学校
新潟県 新潟市 ・ 高等学校
新潟県立新潟工業高等学校 学校関係者による不祥事(2016年11月21日ごろ)
2016年11月21日、新潟県立新潟工業高等学校の1年生男子生徒が越後線の列車に接触して自殺した。学校側が生徒に対して行っていたいじめ対応に不備があったことが指摘された。2018年9月に第三者委員会が報告書をまとめ、その後2019年11月に遺族は県に対して約6,000万円の損害賠償と慰謝料を求める訴訟を提起した。本事案は学校によるいじめ対応の課題と、生徒の自殺という重大な結果をもたらした。
滋賀・高島市立小学校の女児、いじめで心身症入院後も登校できず
2016年、高島市立小学校に通う6年の女児が同級生からのいじめを受け、心身症で一時入院した。この女児の両親は、高島市教委に対して加害児童と別の場所で授業を受けさせることや出席停止などの措置を求めたが、市教委は一部を拒否。その理由として、いじめによる心身症と認められないため措置を取れないと答えた。一方で、調査組織の設置については応じたが、具体的な対策は示していない。
京都府内小学校でいじめ認知件数が前年度より大幅増加
京都府内の小・中学校、高校のいじめ認知件数が公表され、小学校でのいじめ認知件数は前年度より1532件増加し、2万1264件に達した。児童・生徒千人当たり90.6件は全国で最も多く、府教委は早期のいじめ認定を評価している。
青森市の中2女子生徒、いじめ苦に自殺か 遺書に複数生徒の実名
青森市の中学2年女子生徒(13)が2016年8月25日、JR奥羽線北常盤駅(藤崎町)で電車にはねられ死亡した。県警はいじめを苦にした自殺の可能性があるとみている。スマートフォンに残された約1300字の遺書には「いじめてきたやつら、二度としないでください」「生きる価値ない」などと記載され、いじめたとする複数の生徒の実名も記されていた。同級生の証言では、女子生徒は1年生の頃から無視や暴言を受け、3学期以降は週に数回しか登校していなかった。遺族は学校に調査を要請し、学校は市教育委員会と連携して調査を開始した。
青森市立浪岡中学校
青森県 青森市 ・ 中学校
青森市立浪岡中学校 浪岡中学生徒自殺事件(2016年8月25日ごろ)
2016年8月25日、青森市立浪岡中学校の女子生徒が奥羽本線北常盤駅で列車に飛び込み死亡した。生徒は携帯電話に遺書を残しており、その内容から同級生によるいじめが背景にあったことが明らかになった。遺書には「うわさ流したり、信じたり、いじめたやつら」への言及があり、学校内でのいじめが深刻な状況にあったことを示唆している。この事件は学校におけるいじめ対策と生徒の心的ケアの重要性を改めて問うものとなった。
秋田・能代松陽高のいじめ問題、調査報告書の大半が黒塗りで公表
秋田県立能代松陽高に通っていた女子生徒(17歳)が、1年時の2014年6月から所属部の部員から「死ね」「消えろ」などの暴言を受け、2年時からはクラスの女子同級生から悪い噂を流されるなどのいじめを受けた。生徒は居場所がなくなったと訴え、3年時の2016年春に別の県立高へ転校を余儀なくされた。県教委の第三者調査機関「県いじめ問題調査委員会」は6月22日、いじめ防止対策推進法が定めるいじめがあったと認定し、学校側の対応を批判する報告書を提出した。報告書は7月14日の教育委員会会議で公表されたが、被害生徒と加害生徒への配慮を理由に、本来31ページのうち10ページ分のみ公開され、そのうち約4分の1が黒塗りにされた。被害生徒の保護者は「事実関係を伏せたら調査報告ではない」と反発している。
山形県天童市のいじめ自殺事件で教師が懲戒処分
2014年1月に山形県天童市で中1女子生徒がいじめを苦に自殺した事件について、第三者委員会がいじめを原因と結論付け、担任と部活顧問が懲戒処分を受けた。この教師たちは生徒の悩みを知りながら対処を怠り、保護者からの相談も無視していた。山形県教育委員会は二人に対して減給10分の1の処分をしたが、処分が軽すぎるとの意見もある。いじめ防止法に関連した懲戒規定が欠如している現状について、いじめを隠蔽する教師への処分が必要と強調されている。
秋田県立能代松陽高でいじめ被害の女子生徒が転校、重大事態認定後も改善されず
秋田県立能代松陽高2年の女子生徒(17歳)がいじめを受けて不登校になった問題。県教委は2015年9月に「重大事態」と判断し、12月に第三者調査委員会に諮問した。生徒は2016年1月から学校を休んでいる。その間、インターネット掲示板で生徒と父親に対する誹謗中傷が投稿され、「妊娠が理由」という悪質な噂が生徒や保護者に流された。主治医が「環境を変えたほうがいい」と診断したため、生徒は来月別の県立高に転校することが決定した。父親は「いじめの状況が改善されておらず、医師の勧めもあり、転校を決めた」と述べている。
秋田県立能代松陽高校、いじめ問題で校長を厳重注意処分
秋田県能代市の県立能代松陽高校2年の女子生徒が、1年時の2014年6月から部員による「死ね」「消えろ」などの暴言やいじめを受け、2年時には同級生から悪い噂を流されるなど、不登校に至った。同級生4人が謝罪の手紙を提出し、事実を認めた。県教委は校長を厳重注意処分とし、第三者調査機関が2016年4月に佐竹敬久知事に報告書を提出予定。校長は同年3月末で定年退職。
東京都立高校1年男子生徒、自殺の背景にいじめの疑い
東京都内の自宅から遠く離れた山梨県大月市で、2015年9月に都立高校1年の男子生徒が自殺した。母親がスマホのロックを解除し確認したところ、いじめを示唆するやり取りを発見。学校側は調査を行ったが「原因を特定できない」としており、母親は調査が表面的だったと批判。東京都教育委員会はその後、さらなる調査を行うためにいじめ問題対策委員会を設立した。
長崎県新上五島町の町立奈良尾中、いじめ原因で中3生徒が自殺
長崎県新上五島町の町立奈良尾中に通う中学3年生の松竹景虎君(当時15歳)が2014年10月頃に自殺の準備を始め、その後自殺していたことがわかった。第三者委員会の調査によると、松竹君は複数の生徒から過酷ないじめを受けており、そのいじめが原因で自殺に至ったと報告されている。学校は初め「いじめはなかった」と両親に伝えたが、後に同級生の証言からいじめが判明し、学校側に反省すべき点が多いことが指摘された。
文部科学省、26年度いじめ認知件数を発表 小学校が過去最多12万件超
文部科学省が平成26年度のいじめ認知件数調査結果を発表しました。全国の小中高校と特別支援学校で認知されたいじめ件数は18万8057件で、前年度比2254件増となりました。小学校は過去最多の12万2721件、中学校は5万2969件、高校は1万1404件、特別支援学校は963件でした。今年7月の岩手県矢巾町における中学2年男子生徒のいじめを苦とした自殺問題を受けて、各都道府県教育委員会が再調査を実施した結果、当初の集計より約3万件増加しました。
岩手矢巾町の中学生自殺事件、いじめ防止法の教訓未実装と弁護士指摘
岩手県矢巾町の中学2年生村松亮さん(13)がいじめを苦に自殺した事件について、通学していた中学校が調査報告書をまとめた。報告書は6件の行為を「いじめ」と認定し、「いじめが自殺の一因だった」と結論づけた。しかし弁護士の分析によれば、学校は2013年制定の「いじめ防止対策推進法」の教訓を生かしておらず、いじめを狭く捉えていた。学校の基本方針は国の基本方針より要件を厳しくしており、常設組織であるいじめ対策推進委員会も機能していなかった。村松さんの生活記録ノートには自殺を示唆する記述があったが、担任が一人で対応し、学校全体での組織的な対処ができなかった。弁護士は、個人技に依存するのではなく、情報共有と組織的対応の体制構築が不可欠と指摘している。
岩手県矢巾町中学2年生自殺、いじめ実行の男子4人を父が告訴
岩手県矢巾町の中学2年生・村松亮くんが2015年7月5日に電車に飛び込んで自殺した。学校の聞き取り調査報告書により、同級生の男子生徒4人による暴行・強要・侮辱行為が確認された。4人は髪を掴んで机に叩きつけたり、教科書を投げつけたりするいじめを実行。報告書には、この4人をそそのかして複数回のいじめを指示した女子生徒の存在も記載されていた。担任女性教師は複数のSOSを認識しながら対策を講じず、亮くんの死後も父親との面会を避けていた。父親は4人の男子生徒を告訴し、受理された。
岩手県矢巾町の中学校、いじめを受けた生徒が自殺し調査結果を報告
岩手県矢巾町の中学2年生、村松亮君(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題に関して、学校が調査を行った結果、1年から続くいじめがあったことを確認し、これが自殺の一因と認定した。学校の校長らは26日に村松君の父親に報告書を手渡すとともに、町議会や保護者への説明、記者会見を実施した。27日には臨時登校日を設け、生徒への説明も行う予定である。
矢巾町の中学生、自殺前にノートでいじめを訴え
岩手県矢巾町で、中学2年の男子生徒(13)が列車に飛び込んで自殺したとされる。生徒は担任の教師に提出した生活記録ノートにいじめや自殺をほのめかす内容を書いていたが、学校側はその内容に気づいていなかったと主張している。生徒が訴えをしていたにもかかわらず、担任は報告をしなかったとして、学校側に法的責任が問われる可能性がある。
岩手県の中学生、いじめ問題で市議会で議論される
岩手県宮古市の中学2年生が同級生からのいじめにより不登校となり、その問題が市議会で議論されました。いじめは前年末から始まり、暴力やネット上での誹謗中傷が含まれていました。生徒の両親は学校や市教委に相談しましたが、効果がなく、最終的に市議会議員が介入し学校側も謝罪しました。関連して、小児科医がいじめの事実を学校に伝えたことで、学校も対応を強化しました。警察への被害届がいじめの解決に寄与した事例もあります。
大学教育学部附属中学校
佐賀県 ・ 中学校
佐賀大学教育学部附属中学校でいじめ防止授業を実施
2023年6月16日、佐賀市の佐賀大学教育学部附属中学校で、弁護士が講師として中学1年生を対象に「いじめ防止授業」を実施しました。この授業では、いじめに関する認識やその影響について生徒たちに質問し、具体的な事例として「鹿川君事件」を取り上げました。弁護士は、いじめが学校生活の権利の侵害であることを強調しました。
奈良県橿原市の中学1年生、いじめを受け自殺
2013年3月28日、奈良県橿原市で中学1年のA子さんが自宅近くのマンションから飛び降りて自殺した。自殺の背景には、同級生との悪口やいじめがあったことが分かっており、先輩からの暴力も確認されている。A子さんは自殺前、テニス部の試合に向かう準備をしていたが、精神的な負担が影響したと見られている。母親は学校からの連絡を受けて驚き、瞬時に家族のもとへ向かった。
月に青森県立八戸工業高校
青森県 大津市 ・ 高等学校
青森県立八戸工業高校の男子生徒自殺事案、緊急アンケートからいじめ記載が明らかに
2007年10月、青森県立八戸工業高校1年の男子生徒が自殺した事案について、遺族が県に対し損害賠償請求訴訟を提起している控訴審で、当時実施された緊急アンケートの内容が開示された。アンケートには、男子生徒がいじめを受けていたこと、ラグビー部の顧問が部活を辞めることを認めず「部活をやめるなら学校をやめろ」と脅したことなど、複数の同級生の証言が記載されていた。県は従来いじめの存在を否定していたが、アンケートの開示により生徒たちが記述したいじめと指導の問題が明らかになった。また、教師による暴力や無関心、強制的な部活参加についても複数の記載があり、学校内の問題的な指導体制が浮き彫りになった。
鳥栖市立中学校の男子生徒、いじめで訴訟を提起
2012年4月から10月にかけて、鳥栖市立中学校の男子生徒が同級生からいじめを受け、PTSDを発症し、登校できなくなった。生徒と家族は、市と同級生に対して損害賠償を求める訴訟を佐賀地裁に起こし、学校側の対応不足を非難した。被害者の家族は、学校がいじめについて十分な対応をしなかったとの不信感を表明している。
明徳義塾中学校
高知県 須崎市 ・ 中学校
明徳義塾中学校 サッカー部内でのいじめ問題(2015年1月20日ごろ)
明徳義塾中学校のサッカー部に所属していた男子生徒が、入学直後から同級生による悪口や暴力行為、監督を含む部員からの中傷的なあだ名で呼ばれるなどのいじめを受けたとされています。生徒は2014年9月に高知市内の別の私立高校に転校しました。2015年1月20日、生徒と両親は当時の同級生と保護者、および明徳義塾に対し計約210万円の損害賠償を求めて高知地方裁判所に提訴しました。その後2015年9月に和解が成立し、事案は解決されています。
最終更新: