事案一覧(学校名の特定にご協力ください)
865件の事案(いじめ重大事態)
🔍 学校名の特定にご協力ください
以下は報道または行政処分で公表されたものの、 公表元で学校名が匿名化されている事案です。 ご存知の方は、出典となる報道記事や公的資料とあわせて 情報提供にご協力ください(噂・未公表情報はお控えください)。
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ニュース記事を投稿する →いじめで児童が町外に転校 「重大事態」認定せず町長が謝罪 神奈川
いじめで児童が町外に転校 「重大事態」認定せず町長が謝罪 神奈川2023年5月24日 12時21分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする神奈川県 [PR] 関連トピック・ジャンルジャンル社会・調査報道教育・子育て教育政策・教育問題印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする
子どもたちの未来のために。いじめのない日本をつくる。一般社団法人子どもいじめ防止学会を立ち上げます。
子どもたちの未来のために。いじめのない日本をつくる。一般社団法人子どもいじめ防止学会を立ち上げます。学会活動費を募集するクラウドファンディングに挑戦中。5月1日(月)から6月29日(月)23時まで一般社団法人子どもいじめ防止学会2023年5月23日 18時00分いいね!数を読み込み中ですいじめ問題が深刻化する現代社会において、さまざまな分野の知見を集結し、新しいアプローチによっていじめを防止することを目的として、2023年4月、一般社団法人子どもいじめ防止学会(所在地:静岡県浜松市、代表:野村武司、以下:子どもいじめ防止学会)を設立しました。学会の本格始動に向けて、活動費を募集するクラウドファンディングを2023年5月1日(月)~2023年6月29日(月)の期間に行います。 クラウドファンディングの詳細・ご支援はこちら:https://readyfor.jp/projects/ijimeboushi 一般社団法人子どもいじめ防止学会 日本におけるいじめ問題の現状 文部科学省『児童制度の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』によると、令和3年度(2021年度)のいじめ認知件数は過去最高であり、自殺(未遂含む)・不登校などの重大事態件数は、令和元年度と同じく700件を超えて深刻な状態となっています。(出典:令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果)https://www.mext.go.jp/content/20221021-mxt_jidou02-100002753_1.pdf大津市中2いじめ自殺事件をきっかけに、2013年に『いじめ防止対策推進法』が成立・施行されました。それから10年が経ち、「いじめはダメである」という認識が広まったにもかかわらず、認知件数は減っていません。先生や学校がいじめと“認知”していない事案を含めたら、上記の調査件数は氷山の一角であるかもしれないのです。しかもいじめは、学校を卒業すれば解消される問題ではありません。成人期のメンタルヘルス、引きこもりなど、その後の人生に多大な負の影響を与える可能性があります。その影響は、いじめの被害者・加害者・傍観者いずれにもおよぶことが、世界中の研究からわかってきました。放っておけば深刻な社会問題へと発展します。いじめを防止するため、現場である学校はもちろん行政、法曹、研究機関などの尽力によって様々な対策が打ち出されてきました。しかし増加に歯止めがかからない以上、「今までの対策では不十分かもしれない」と認識を改め、新たなアプローチを試みる必要があります。そこで私たちは「科学」を使ったアプローチを提唱。2023年4月に「一般社団法人 子どもいじめ防止学会」を立ち上げました。 子どもいじめ防止学会が目指すこと 本学会は、以下3つの理念を掲げています。 すべての子どもの人権と心と体の安全を守ることを第一とし、いじめの予防やいじめ対策、いじめ被害者支援や加害者指導などのより良い方法、アプローチについて検討する。 科学を使うことを重視する。 上記(1)(2)の原則に賛同するすべての人が参加できる。 なお、グループや勉強会ではなく「学会」を立ち上げたことには理由があります。いじめ対策に科学を導入し、その質を高めるには、多方面の力を結集する必要が…
熊本県立高生いじめ自殺 「想像力を身につけて」 5年の命日に高校で講演会 /熊本
熊本県立高校の生徒がいじめを苦に自殺した事件から5年、命日に同校で心と命を考える講演会が開かれた。
小学男児がいじめで転校、対応怠った大磯町…保護者から開示請求受け一転「重大事態」に
小学男児がいじめで転校、対応怠った大磯町…保護者から開示請求受け一転「重大事態」に 2023/05/18 07:49 読者会員に登録 読者会員の方はログイン 記事をシェアする Xでシェアする Facebookでシェアする はてなブックマークでシェアする メールで送る メモ入力 -最大400文字まで キャンセル 完了 完了しました 神奈川県大磯町の町立小学校に通っていた高学年男児が同級生からいじめを受け、昨年末に転校を余儀なくされたにもかかわらず、町教育委員会がいじめ防止対策推進法に基づく対応を怠っていたことがわかった。転校から4か月たった今年4月、保護者が町に一連の対応について情報開示請求したところ、町教委は一転して、同法の「重大事態」に認定した。町教委は読売新聞の取材に対し、「いじめが原因の転校とは思わなかったが、対応が不適切だったかもしれない」としている。 同法は、いじめで児童らの心身などに大きな被害が生じた疑いがある場合、「重大事態」として、教育委員会や学校に調査組織の設置を義務づけている。 保護者によると、男児は小学校入学以降、複数の男児から体形などをからかわれ、持ち物を壊されたり、靴箱から靴を投げ捨てられたりされたという。保護者が学校に相談し、一時的に改善することもあったが、教師の目の届かない通学路などでいじめは続き、男児は昨年、医師から「ストレスによる胃痛」と診断された。 2学期からは学校を休みがちになり、「ぼくはいじめられるために生きているんじゃない」と訴えたため、保護者は昨年12月に町外の学校に転校させた。この間、いじめをやめさせるよう求め続けたものの、学校や町教委から加害児童への指導など必要な措置を講じた報告はなかったという。 学校の対応に不信感を抱いた保護者は今年4月14日、町にいじめの対応について情報開示請求をした。すると、町教委は同日付で「重大事態」と認定したという。5月中にも学校や男児の保護者から調査を始める方針。 保護者は「町や学校は転校で問題を終わらせるのではなく、再発防止に向けての対応策を示してほしい」と訴えている。
佐賀県立学校でいじめ 県教育委員会 「重大事態」として第三者委員会に諮問 | 行政・社会 | 佐賀県のニュース
佐賀県立学校でいじめが判明し、県教育委員会が第三者委員会に調査を依頼しました。
【富山】遊び中 同級生の髪切る 小矢部市教委 中学で「いじめ」認定
【富山】遊び中 同級生の髪切る 小矢部市教委 中学で「いじめ」認定 2023年5月17日 05時05分 (5月17日 11時44分更新) 富山県小矢部市の石動中学校の生徒が複数の同級生から無断で髪の毛をはさみで切られ、市教委が十五日に「いじめ」と認定した。生徒が現段階で心身に被害を訴えておらず長期の欠席をしていないとして、市教委は、いじめ防止対策推進法の「重大事態」に当たらないと判断している。 市教委や学校によると、今月上旬の休み時間に、この生徒が仲が良い同級生と遊んでいた際、無断で髪の毛をはさみで複数回切られた。学校側がこれを把握し、市教委と県教委に報告。加害者側の生徒と保護者はその日に、被害者側の生徒宅を訪れて生徒と家族に謝罪した。市教委は、同意がない状態で髪を切った行為を「いじめ」と認定した。 市教委によると、髪を切られた生徒から傷害事件として被害届は出されておらず「同級生たちとこれまで通りの関係でいたい」として現在も登校している。この生徒とその家族、加害者とその家族で話し合いを済ませている。 市教委の栢元(かやもと)剛教育長は十六日に定例の校長会で「再発防止に努めてほしい」と呼びかけた。 学校の中川邦章校長は取材に、臨時の生徒集会を開いて今回のことを報告したことを明かし「いじめのない学校にすることは当然のこと。地域の方にも心配をおかけして申し訳ない」と答えた。 関連キーワード 北陸発 はてなブックマークで共有する Xで共有する Facebookで共有する LINEで共有する
中学2年の男子生徒が同級生から髪を切られる 市教委はいじめと認定 富山・小矢部市
ニュースクリップ 中学2年の男子生徒が同級生から髪を切られる 市教委はいじめと認定 富山・小矢部市 2023年5月16日(火) 12:00 国内 富山県小矢部市の中学校に通る男子生徒が、今月、複数の同級生に髪をはさみで切られていたことがわかり、市の教育委員会は「いじめ」と認定しました。小矢部市教育委員会によりますと、今月10日、市内の石動中学校…
野々市市少年育成センター いじめ・不登校等に関する相談事業開始
野々市市少年育成センター いじめ・不登校等に関する相談事業開始 2023年5月2日(火) 21:17 石川 いじめや不登校に関して気軽に相談できる窓口を設置です。 野々市市の粟貴章市長に報告する野々市市少年育成センターのメンバーら(野々市市役所) 石川県・野々市市役所内に事務所を置く市の少年育成センターでは、5月8日から いじめ・不登校などに関する相談事業を開始します。 野々市市ではおととし、市内の中学校に通う女子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、第3者委員会の調査報告書が今年2月に公表されています。 少年育成センターでは、市内すべての小中学校の児童・生徒に相談事業を案内するカードを配布する予定です。 野々市市少年育成センター 山本邦継所長:「心の診察券みたいなものを子どもたちみんなに配って、何かあったら連絡や相談をしてほしい。いじめているとかいろいろな問題を見かけたらそれもまた教えてほしい」 相談室は予約不要で専門の相談員が対応します。 この記事を読んでいかがでしたか? 参考になる もっと知りたい 学びがある URLをコピーしました
いじめ不登校重大事態 第三者委が初会合 鯖江 /福井
いじめ不登校重大事態 第三者委が初会合 鯖江 /福井 地域 福井 毎日新聞 2023/4/6 地方版 有料記事 631文字 みんなのポストを見る 保存 リンク 福井県鯖江市教委が「重大事態」に当たるいじめがあったと認定した問題で開かれた第三者委員会=同市役所で、国本ようこ撮影 福井県鯖江市の中学校で女子生徒がいじめを受けて不登校になったのはいじめ防止対策推進法の重大事態に当たるとして、同市教育委員会は第三者委員会を設置し、5日に初会合が開かれた。事実関係や学校、市教委の対応に問題がなかったかなどを調査し、報告書にまとめる方針。 保護者によると、女子生徒は2020年に市内の中学に入学。直後から別のクラスの生徒数人に「死ね」など暴言を吐かれたり、ひどいあだ名で呼ばれたりした。クラスメートにも同様のいじめを受けるようになり孤立し、同年12月には適応障害と抑うつ状態と診断された…
高3いじめ自殺、県文書の黒塗り開示へ 同級生らの氏名記載 熊本 [熊本県]
熊本県立高校でのいじめ自殺の訴訟で、同級生らの氏名を含む報告書の開示が認められました。
いじめでクラス替え勧告も 広がるか、積極関与の「寝屋川方式」
いじめでクラス替え勧告も 広がるか、積極関与の「寝屋川方式」 山縣章子 くらし 教育・子育て 最新記事 毎日新聞 2023/3/30 13:00(最終更新 3/30 18:56) 有料記事 1867文字 みんなのポストを見る 保存 リンク 大阪府寝屋川市が市内の小中学生に配布しているいじめ通報チラシの一例。切り取ると封筒になり、切手なしで監察課に届く=2023年3月28日、山縣章子撮影 担当は市の危機管理部監察課。深刻なケースでは、クラス替えの勧告も――。学校の外側からいじめ問題に積極的に関与する、大阪府寝屋川市の取り組みが注目を集めている。4月1日に発足するこども家庭庁も、学校や教育委員会任せを改めようと、同市などを参考に対策に乗り出す。【山縣章子】 「あなたが『嫌だ』と感じたら、それはいじめです!」。大阪府寝屋川市は市内の小中学生約1万6000人に毎月、学校を通じて、SOSを出すためのチラシを届けている。一部を切り取ると封筒になり、いじめを受けているかもと感じた子どもは、自分で記入して切手なしで投函(とうかん)できる。 宛先はいじめ対応にあたる市独自の組織、危機管理部の監察課だ。2月末までに課に直接寄せられた今年度の相談・通報133件のうち、およそ4割はこのチラシによるものだ。 同市ではこれまで、いじめによると疑われる自殺や長期欠席など重大な事案は起きていない。ただ「いじめは重大な人権問題」だとして、2019年10月に監察課を設置した。弁護士資格や福祉部局でケースワーカーを務めた経験がある職員で構成され、いじめの「早期発見と早期解決」を掲げる。 相談があれば、翌日までに対応 相談があれば、遅くとも翌日までに課の職員が、学校に出かけるなどして本人に連絡を取り、事実関係を調査する。誰にどこまで何を伝えてよいかを本人に確認した上で、いじめた側や教員らにも聞き取りをする。被害者の言う事実が認められると、保護者らにも話し、時には課の職員が謝罪の場に立ち会うこともある。 同課によると、…
特別支援学級でいじめ、被害児童転校 佐世保市教委「詳細言えない」 [長崎県]
佐世保市の小学校特別支援学級でいじめが発生し、被害児童が転校しました。市教委が調査中です。
京都府 いじめ重大事態 2023-03-29
綾部市は、いじめ防止対策として基本方針を策定し、見直しを進めています。
「くどいなっ」「うるさいわっ」 年下の教頭に暴言吐いた教諭を処分 [愛知県]
愛知県の学校で教員の暴言や体罰、盗みが判明し、処分された事案です。
保身のために「いじめ第三者委」を設置の異常。南国市と海南市の呆れた惨状
高知県南国市で小学2年生が水難事故で亡くなり、いじめの目撃情報があった。教育委員会の対応が不適切だと指摘されている。
小4いじめ自死、豊見城市側の責任否定 精神的苦痛与えたと一部賠償命じる 沖縄・那覇地裁
沖縄県豊見城市の小学4年生のいじめ自死で、那覇地裁は市に精神的苦痛の一部賠償を命じた。
小4自殺、市に賠償命令 沖縄・豊見城、いじめ訴え
沖縄県豊見城市の市立小学校で4年生男子児童がいじめを受け自殺しました。市の対応に不備があり賠償命令が出されました。
社説:いじめ警察通報 学校で抱え込まずに連携を
いじめ警察通報 学校で抱え込まずに連携を 2023/03/20 05:00 読者会員に登録 読者会員の方はログイン 記事をシェアする Xでシェアする Facebookでシェアする はてなブックマークでシェアする メールで送る メモ入力 -最大400文字まで キャンセル 完了 完了しました 悪質ないじめは犯罪行為である。この認識を学校現場に浸透させ、警察と連携して 毅然 ( きぜん ) と対応することで、被害に遭っている子どもたちを守らなければならない。 文部科学省が、学校でのいじめのうち「犯罪行為として取り扱うべき事案」を列挙し、警察への相談や通報を徹底するよう、全国の教育委員会に通知した。 例えば、無理やりズボンを脱がすことは暴行罪に、インターネット上で身体的特徴を指摘して「気持ち悪い」「不細工」などと書き込むことは名誉 毀損 ( きそん ) や侮辱の罪にあたる可能性があるとした。 深刻ないじめは被害者の心と体に大きな傷を与え、自殺という最悪の結果につながることもある。子どもの行為だからと軽く考えず、重大な事案については 躊躇 ( ちゅうちょ ) せず警察に協力を求めるよう学校側に周知した意義は大きい。 元々、いじめ防止対策推進法では学校と警察の連携を求めている。ただ、学校現場では教育的な指導を重視するあまり、教員らが問題を抱え込み、外部の関与を避ける傾向が強いとされる。 2020年と21年、神戸市と石川県野々市市で、それぞれ女子中学生が自殺した問題では、いずれの学校も、女子生徒が同級生からいじめられていたことを把握していた。しかし、警察に相談するなどの対応をしなかった。 近年は無料通信アプリ「LINE」やSNSを使い、相手を中傷したり、わいせつ画像を送らせたりする事例も多い。こうしたケースは被害が拡散されやすいうえ、加害者の特定は容易ではない。 学校の主体的な判断は大切だが、対応の遅れは子どもの命にかかわる。捜査力のある警察の支援も受けて、重大ないじめを的確に見抜き、早期に対処すべきだ。 警察が関与することで、加害者側が事の重大さを認識し、被害の拡大を防ぐ効果が期待できるだろう。それが被害者側の安心感にもつながるはずだ。 スムーズに連携できるように、学校と警察は普段から連絡を取り合い、信頼関係を築いておかねばならない。警察はOBを活用するなど協力体制を整えてほしい。 親や教師など周囲の大人が日頃から、「いじめはいけない」と繰り返し伝えることも重要だ。 いじめる側は悪ふざけの延長と考えているかもしれないが、自分が同じことをされたらどんなに傷つくか。家庭や学校では、相手の気持ちに立って行動することの大切さを教えてもらいたい。
自殺から6年、いじめた同級生3人と両親「和解」 涙流し謝罪文朗読 [福岡県]
福岡県の学校でのいじめにより被害生徒が自殺。6年後、加害者の同級生と両親が謝罪し和解した。
担任にいじめ訴えても「勘違い」 小3欠席で「重大事態」認定 [熊本県]
熊本県の小学3年生がいじめで不登校に。学校は当初いじめを否定し、後に重大事態と認定。児童は適応障害と診断され、第三者委員会が設置された。
新潟県 いじめ重大事態 2023-03-13
燕市立中学校でいじめの重大事態があり、教育委員会が調査中です。児童・生徒の安全確保に向けて対策を強化しています。
⑲目撃者の詩(新1年生パクくん:その2)【私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み-】
⑲目撃者の詩(新1年生パクくん:その2)【私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み-】 私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み- 2019年11月12日 13:00 いじめ、不登校、暴力行為など、さまざまな問題を抱える子どもたち。元小学校長の寺西康雄さんは、彼らとけん玉を通して接することで心の扉を開いてきました。長年の教員生活で出会った子どもたちの姿から「いじめを生まない学級・学校づくり」を考えます。 いじめ防止のために『全校、詩を書く運動』を始めようとしていたとき、新1年生パクくんへの集団いじめが発覚した。本人と保護者から事情を聞き、学校ぐるみで問題解決に取り組むことを約束した。 緊急職員会議を開き、次のような今後の指導方針を立てた。 ・全職員でパクくんを見守り、関係する子どもの指導に当たる。 ・各学級におけるいじめの実態を把握し、特に指導を要する子どもに焦点を当てて指導を徹底する。 ・小集団活動を通して、子ども相互のかかわりを高め、望ましい人間関係を育て、「やさしさの輪」を広げる。 ・学校と家庭・地域との連携を一層密にし、情報交換を図る。 私の5年3組でパクくんへの集団いじめについて話をしたところ、一人の目撃者が現れた。ケイコだった。私は彼女にいじめ現場の様子を書いてもらうことにした。ケイコは、放課後、私と何度も対話を重ねながら次のような詩を書き上げた。 パクくんをいじめないで パクくんが廊下を歩いていた 男の子が二人、パクくんに話しかけた 「おまえ、どこの国からきたがよ」 「〇〇人やろう!〇〇ちゃ、どんな国よ」 パクくんはだまっていた 目に涙がたまっていた 二人はパクくんの服を手や足でさわった 「おまえ、かっこつけんなよ」と言ってけった だんだん強く3回けった パクくんは足をさすりながら涙をぽろりと落とした 男の子たちは、また服をさわり始めた 「ここは日本ながやから〇〇の服なんか着てくるなよ」 そう言ってからげんこつでお腹をたたいた 初めは弱く、次に強く、2回たたいた パクくんは泣いた 私は思わず言った 「あんたたち、何やっとんがけ」 男の子たちは「やばい!」と言って逃げて行った パクくんは足をなで、かべによしかかって涙をふいた 足をなでるのをやめるとお腹をさすった しばらくして、教室に入って行った なぜ、あんなことを言うのか どうして、あんなことをするのか パクくんは1年たったら、〇〇へ帰っていく そのとき、どんな気持ちだろう 〇〇の友達になんて話すだろう 日本の小学校のこと、日本の子どもたちのこと、 どう言うだろう 挿絵・金子浩子 学校詩集「つばさ」の発行を予定していた私は創刊号の冒頭にケイコの詩を掲載することにした。校内の「詩のコーナー」にも模造紙に大書し、掲示した。 ケイコの詩に対する反響は大きかった。学校詩集「つばさ」への投稿用ボックスにも多数の子どもたちの詩が投函された。 〔付記〕事例はプライバシーへの配慮から登場人物を匿名とし、事実関係についても若干の修正が施してあることをお断りしておきます。 寺西先生を囲み、お茶を飲む会を開きます。 連載への感想、疑問など、ざっくばらんにお話ししませんか?けん玉もやります! 日時:11月17日(…
⑳加害者への怒りの声(新1年生パクくん:その3)【私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み-】
⑳加害者への怒りの声(新1年生パクくん:その3)【私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み-】 私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み- 2019年12月11日 11:30 いじめ、不登校、暴力行為など、さまざまな問題を抱える子どもたち。元小学校長の寺西康雄さんは、彼らとけん玉を通して接することで心の扉を開いてきました。長年の教員生活で出会った子どもたちの姿から「いじめを生まない学級・学校づくり」を考えます。 新1年生パクくんへの集団いじめを目撃した詩が掲載された学校詩集への反響は大きかった。連日、「詩のコーナー」には多くの子どもたちの姿があった。模造紙に書かれた詩をじっと見つめる子ども。備え付けの原稿用紙に向かって鉛筆を走らせる子ども。… 私は、放課後、1・2・3階の「詩のコーナー」を巡回し、投稿用ボックスの中の詩を回収した。同僚教師と共に1点1点の詩に目を通した。どの教師も子どもたちの関心の高さに驚くばかりだった。学校詩集を子どもたちに配布するだけではなく、各クラスの授業で取り上げ、いじめについて深く考える機会にしようとの声が上がった。 若手教師が集まって、自主的な授業研究会が開かれた。学校詩集をもとに「いじめを考える授業」の学習指導案を作成し、各クラスで活用してもらうことになった。 数日後、全校一斉に「いじめを考える授業」が実施された。その日の内に研修会が開かれ、各担任から授業の結果について報告された。 「本当にこんなことをする人がいるのか」 「パクくんが、かわいそう。私が代わってもいいくらい…」 「なぜ外国の人をいじめるの!仲良くなることの方が大事なのに…」「パクくんは一生、日本をうらむだろう」 「この学校の恥、いや、日本の恥だ」 「本当に強い人は、いじめたりはしない」 「弱い者いじめをする人こそ弱虫だ」 目撃者の詩に強い衝撃を受けた子どもたち。 パクくんをいじめる者を強く非難した。 発言するうちに涙が止まらなくなった子どももいた。 それぞれが心の内にあるものを吐き出し、聴き合った。 「いじめを考える授業」の中で、それぞれが抱いた加害者への怒りの声が一編の詩となって、「詩のコーナー」へ次々と投稿された。 我が子が家に持ち帰った学校詩集に目を通した保護者の反響も大きかった。 新1年生であり、外国籍でもある子どもを上級生が集団でいじめるという事実に大きな衝撃を受けた保護者から怒りに満ちた感想や意見がたくさん寄せられた。 「一刻も早くパクくんへのいじめをやめさせてほしい」 「保護者としてできることがあれば遠慮なく言ってほしい」 など、学校への要望も相次いだ。 子どもたちや保護者の声に応えるため、教師は学校の指導方針に基づき、集団いじめを解決すべく必死に取り組んだ。 その結果、パクくんへの集団いじめは急速になくなっていった。加害者の子どもたちが自ら名乗り出た。いずれも、自分の犯した過ちを深く反省し、二度と繰り返さないことを誓った。一人一人がパクくんに心からお詫びの言葉を述べた。 問題は、解決に向かっているように見える。しかし、私は新たな不安を感じていた。これで本当に本校からいじめがなくなるのだろうか。 〔付記〕事例はプライバシーへの…
⑤沈黙の教室 隠された事実(いじめっ子「ツヨシ」その1)【私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み-】
⑤沈黙の教室 隠された事実(いじめっ子「ツヨシ」その1)【私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み-】 私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み- 2018年8月22日 11:50 いじめ、不登校、暴力行為など、さまざまな問題を抱える子どもたち。元小学校長の寺西康雄さんは、彼らとけん玉を通して接することで心の扉を開いてきました。長年の教員生活で出会った子どもたちの姿から「いじめを生まない学級・学校づくり」を考えます。事例はプライバシーへの配慮から登場人物を匿名とし、事実関係についても若干の修正が施してあることをお断りしておきます。 はじめに 私は小学校の教師として、1年生から6年生まで、全部の学年を担任することができた。その中で最も多かったのは4年生であり、2年連続、3年連続ということもあった。 小学3~4年生の時期には仲間意識が強くなり、友達と閉鎖的な小グループを作り始める。これまでは親や教師といった大人が絶対的な存在だったのが、その依存から抜け出し、仲間の影響で成長していく段階なのである。「ギャングエイジ」と呼ばれることもある。 私が教師になって10年過ぎたころから、いじめが全国的な社会問題となった。勤務校においても、学級の荒れが問題となり、いじめが背景となっているケースも少なくなかった。とりわけ、3年生のクラスにおいて顕著だった。そのような事情から私が繰り返し4年生を担任することになったのだった。 最初の試練 ツヨシは4年2組の中では、まさにボスのような存在だった。そのことを私が痛いほど思い知らされることになったのは、担任して1か月後の学級懇談会の席上だった。 冒頭、私から「本校のいじめの現状」を実態調査の結果に基づいて説明した。その上で、「この学級にも気になる事例は見受けられますが、深刻なものではありません」と言った。 しばらく沈黙の時間が流れた。やがて保護者の一人が口火を切った。 「先生はケンジくんのケガのことについて何か聞いておられますか?」 ケンジがケガをしたのは、つい先日の休み時間のことだった。子どもたちがあわてた様子で教室に駆け込んできて、「先生、大変です!ケンジくんが頭から血を流して保健室に行きました」と知らせてくれた。 すぐに駆け付けると養護教諭によって応急手当は終わったところだった。ケンジの頭には包帯を幾重にも巻かれ、数人のクラスメイトが青ざめた顔で立っていた。 私が「どうしたの?」と問いかけるとケンジは次のように答えた。 「木に登って遊んでいたら落ちて、下にあった石で頭を切りました」 そばに立っている子どもたちも、口をそろえて同じような説明を繰り返した。私はケンジの母親に電話連絡し、迎えに来てもらった。その際、本人の話や目撃情報をそのまま伝え、病院で診てもらうように頼んだ。幸いケガの程度は軽いものだった。 そのいきさつを保護者に説明した。私が話し終わると保護者は次のようにおっしゃった。 「本当は、ある子が棒のようなものを振り回していて、それが頭に当たってケガをしたのだと聞きましたけど、先生はご存知ですか?」 私は驚きの余り、しばらく言葉が出なかった。やがて、声を絞り出すように 「それは聞いていません。初耳です」と答える…