いじめ重大事態不明公表情報に基づく
社説:いじめ警察通報 学校で抱え込まずに連携を
石川県 野々市市
- 都道府県
- 石川県
- 市区町村
- 野々市市
- 報道日
- 2023年3月20日
- 発生年
- 2023年
- 公表主体
- 読売新聞
事案の概要
いじめ警察通報 学校で抱え込まずに連携を
2023/03/20 05:00
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悪質ないじめは犯罪行為である。この認識を学校現場に浸透させ、警察と連携して
毅然
(
きぜん
)
と対応することで、被害に遭っている子どもたちを守らなければならない。
文部科学省が、学校でのいじめのうち「犯罪行為として取り扱うべき事案」を列挙し、警察への相談や通報を徹底するよう、全国の教育委員会に通知した。
例えば、無理やりズボンを脱がすことは暴行罪に、インターネット上で身体的特徴を指摘して「気持ち悪い」「不細工」などと書き込むことは名誉
毀損
(
きそん
)
や侮辱の罪にあたる可能性があるとした。
深刻ないじめは被害者の心と体に大きな傷を与え、自殺という最悪の結果につながることもある。子どもの行為だからと軽く考えず、重大な事案については
躊躇
(
ちゅうちょ
)
せず警察に協力を求めるよう学校側に周知した意義は大きい。
元々、いじめ防止対策推進法では学校と警察の連携を求めている。ただ、学校現場では教育的な指導を重視するあまり、教員らが問題を抱え込み、外部の関与を避ける傾向が強いとされる。
2020年と21年、神戸市と石川県野々市市で、それぞれ女子中学生が自殺した問題では、いずれの学校も、女子生徒が同級生からいじめられていたことを把握していた。しかし、警察に相談するなどの対応をしなかった。
近年は無料通信アプリ「LINE」やSNSを使い、相手を中傷したり、わいせつ画像を送らせたりする事例も多い。こうしたケースは被害が拡散されやすいうえ、加害者の特定は容易ではない。
学校の主体的な判断は大切だが、対応の遅れは子どもの命にかかわる。捜査力のある警察の支援も受けて、重大ないじめを的確に見抜き、早期に対処すべきだ。
警察が関与することで、加害者側が事の重大さを認識し、被害の拡大を防ぐ効果が期待できるだろう。それが被害者側の安心感にもつながるはずだ。
スムーズに連携できるように、学校と警察は普段から連絡を取り合い、信頼関係を築いておかねばならない。警察はOBを活用するなど協力体制を整えてほしい。
親や教師など周囲の大人が日頃から、「いじめはいけない」と繰り返し伝えることも重要だ。
いじめる側は悪ふざけの延長と考えているかもしれないが、自分が同じことをされたらどんなに傷つくか。家庭や学校では、相手の気持ちに立って行動することの大切さを教えてもらいたい。
出典
- 読売新聞
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