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いじめ重大事態不明公表情報に基づく

⑲目撃者の詩(新1年生パクくん:その2)【私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み-】

富山県

都道府県
富山県
報道日
2023年3月1日
発生年
2023
公表主体
北日本新聞webunプラス

事案の概要

⑲目撃者の詩(新1年生パクくん:その2)【私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み-】 私の出会った子どもたち-いじめと向き合ってきた「けん玉先生」の歩み- 2019年11月12日 13:00 いじめ、不登校、暴力行為など、さまざまな問題を抱える子どもたち。元小学校長の寺西康雄さんは、彼らとけん玉を通して接することで心の扉を開いてきました。長年の教員生活で出会った子どもたちの姿から「いじめを生まない学級・学校づくり」を考えます。  いじめ防止のために『全校、詩を書く運動』を始めようとしていたとき、新1年生パクくんへの集団いじめが発覚した。本人と保護者から事情を聞き、学校ぐるみで問題解決に取り組むことを約束した。  緊急職員会議を開き、次のような今後の指導方針を立てた。 ・全職員でパクくんを見守り、関係する子どもの指導に当たる。 ・各学級におけるいじめの実態を把握し、特に指導を要する子どもに焦点を当てて指導を徹底する。 ・小集団活動を通して、子ども相互のかかわりを高め、望ましい人間関係を育て、「やさしさの輪」を広げる。 ・学校と家庭・地域との連携を一層密にし、情報交換を図る。  私の5年3組でパクくんへの集団いじめについて話をしたところ、一人の目撃者が現れた。ケイコだった。私は彼女にいじめ現場の様子を書いてもらうことにした。ケイコは、放課後、私と何度も対話を重ねながら次のような詩を書き上げた。 パクくんをいじめないで パクくんが廊下を歩いていた 男の子が二人、パクくんに話しかけた 「おまえ、どこの国からきたがよ」 「〇〇人やろう!〇〇ちゃ、どんな国よ」 パクくんはだまっていた 目に涙がたまっていた 二人はパクくんの服を手や足でさわった 「おまえ、かっこつけんなよ」と言ってけった だんだん強く3回けった パクくんは足をさすりながら涙をぽろりと落とした 男の子たちは、また服をさわり始めた 「ここは日本ながやから〇〇の服なんか着てくるなよ」 そう言ってからげんこつでお腹をたたいた 初めは弱く、次に強く、2回たたいた パクくんは泣いた 私は思わず言った 「あんたたち、何やっとんがけ」 男の子たちは「やばい!」と言って逃げて行った パクくんは足をなで、かべによしかかって涙をふいた 足をなでるのをやめるとお腹をさすった しばらくして、教室に入って行った なぜ、あんなことを言うのか どうして、あんなことをするのか パクくんは1年たったら、〇〇へ帰っていく そのとき、どんな気持ちだろう 〇〇の友達になんて話すだろう 日本の小学校のこと、日本の子どもたちのこと、 どう言うだろう 挿絵・金子浩子  学校詩集「つばさ」の発行を予定していた私は創刊号の冒頭にケイコの詩を掲載することにした。校内の「詩のコーナー」にも模造紙に大書し、掲示した。  ケイコの詩に対する反響は大きかった。学校詩集「つばさ」への投稿用ボックスにも多数の子どもたちの詩が投函された。 〔付記〕事例はプライバシーへの配慮から登場人物を匿名とし、事実関係についても若干の修正が施してあることをお断りしておきます。  寺西先生を囲み、お茶を飲む会を開きます。 連載への感想、疑問など、ざっくばらんにお話ししませんか?けん玉もやります! 日時:11月17日(…

出典

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