2023年のいじめ重大事態の公表事案
公表事案 139件
2023年(公表年ベース)にいじめ重大事態で公表された保育園・幼稚園・小中学校・高校の事故・行政処分・ 教員不祥事・いじめ重大事態の一覧です。 公表年は事案の発生年と異なる場合があります。
学校種別件数
公表事案一覧
桶川市立東中学校
埼玉県 桶川市 ・ 中学校
桶川市立東中学校のいじめ事案、再調査委が因果関係を認定
桶川市立東中学校に通う女子生徒が、同級生からの悪口や暴言、無視といったいじめを受け、不登校に至った事案。2021年の第三者委員会報告書ではいじめと不登校の因果関係が認められなかったが、生徒と両親の異議申し立てにより、2022年4月に再調査委員会が設置された。再調査委員会は、いじめと不登校の間に因果関係があると認定。学校がいじめを認知せず、スクールカウンセラーを適切に活用していなかったとし、いじめを訴えやすい体制構築、被害生徒・加害生徒双方への対応、学校全体での情報共有、精神科医との連携などのガイドライン作成を提言した。報告書は2023年6月23日に公表された。
鳥栖市のいじめ問題対策委員会、初会合で学校の対応を検証
2012年に鳥栖市で発生したいじめ問題に関して、市いじめ問題対策委員会が2023年6月22日に初会合を開き、当時の学校の対応や今後の課題を検証することになった。委員会は被害者側の需要に応じて設置され、委員長が裁判とは異なる視点からの検証が必要であると述べ、安心安全な学校作りに繋げる考えを示した。佐藤さんは以前、委員に利害関係の無い人を構成してほしいという意見を提出し、委員が調整された。いじめの訴訟では損害賠償を命じる判決が出ているが、市には請求が棄却された。
埼玉県立特別支援学校の生徒が自殺、調査委がいじめを主因と認定
埼玉県川口市の県立特別支援学校高等部1年生・小松田辰乃輔さん(当時15歳)は2019年9月、いじめを受けた後に自宅近くのマンションから飛び降りて自殺した。市のいじめ問題調査委員会の報告書では、小・中学校で受けたいじめとその後の二次被害による精神的苦痛が「自殺の主な原因」と認定。小松田さんは小学6年の時から複数回の自殺未遂があり、報告書は医療・精神医学的介入の必要性を指摘した。学校の対応は「不適切で十分ではなかった」と評価された。
兵庫県 いじめ重大事態 2023-06-13
尼崎市の高校ではいじめを早期に発見し対応するため、教職員の研修や対策の徹底を進めています。
静岡県湖西市の学校、いじめ問題で対応に大きな問題認識
静岡県湖西市の学校で、いじめが発生したとされる問題について、調査報告書が公開され、学校や市教委の対応に大きな問題があったことが認められました。被害者側は継続的ないじめ行為があったことを指摘し、調査過程での校長の不適切な発言や対応に対して問題を提起しています。特に、校長がいじめの有無について断定的に言及したことや、被害保護者に対して不適切な振る舞いをしたことが強調されており、被害者が回復不能な状態にあるとされています。
静岡県湖西市の教育長、いじめ問題で謝罪
静岡県湖西市に住む17歳の女性が中学時代にいじめを受け、学校が適切な対応をしなかったことについて、市の教育長が女性の両親に謝罪した。両親は教職員の処分を求めている。
奈良県橿原市で中1女子生徒が自死、いじめ認定されず裁判闘争
2013年、奈良県橿原市で中学1年の女子生徒が自ら命を絶った。この自死は、いじめが原因であると遺族が主張し、市に対して裁判を起こしたが、判決は遺族にとって厳しいものであった。いじめを認定しない司法への不満が示されている。
神奈川県大磯町立小学校、いじめで児童転校も「重大事態」認定せず 町長謝罪
神奈川県大磯町の町立小学校で昨冬、いじめを受けた児童が町外に転校した事案について、町教育委員会がいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定していなかった問題が発覚した。池田東一郎町長は2023年5月23日の6月定例会で、町の対応に不備があったと認め、児童・保護者ならびに町民に謝罪した。町教委は4月に保護者の情報開示請求を受けて初めて「重大事態」認定を行った。町長は児童が学校を休みがちになった時点、または遅くとも町外転校時点で認定すべきだったと述べ、今後第三者委員会を設置して対応の問題点を明らかにするとした。
いじめ「重大事態」認定に2年、被害生徒は適応障害 詳細わからず [東京都]
メニューをとばして、記事の本文エリアへ 朝日新聞記事いじめ「重大事態」認定に2年、被害生徒は適応障害 詳細わからず2023年5月20日 16時00分有料記事石平道典印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする田中宝紀さんの
九州高校
佐賀県 ・ 高等学校
佐賀県立学校でいじめ、県教委が第三者委員会に調査を諮問
佐賀県立学校でいじめが判明し、県教育委員会が第三者委員会に調査を依頼しました。
神奈川県大磯町の小学校、いじめで児童が転校 「重大事態」として調査開始
神奈川県大磯町の町立小学校に通う高学年の男児が、同学年の児童から低学年の頃からからかいを受け、2022年6月ごろから暴言を吐かれるようになった。学校側は加害児童への指導や見守り体制の強化に取り組んだが、根絶できなかった。2022年11月下旬から登校せず、2022年12月に町外へ転校した。町教委は当初いじめだけが原因ではないと認識していたが、2023年4月に保護者からの調査申し立てを受けて「重大事態」と認定した。町教委は同法に基づく外部専門家による調査を実施することを決めた。
石動中学校
富山県 小矢部市 ・ 中学校
石動中学校の生徒が同級生の髪を無断で切り「いじめ」と認定
2023年5月、富山県小矢部市の石動中学校で、生徒が無断で同級生の髪をはさみで切られる事案が発生。市教委はこの行為を「いじめ」と認定したが、被害者は心身の被害を訴えておらず、欠席もしていないため重大事態には当たらないと判断。加害者とその保護者は謝罪し、当事者間で話し合いが行われた。教育長は再発防止を呼びかけている。
石動中学校
富山県 小矢部市 ・ 中学校
石動中学校で男子生徒が同級生に髪を切られる、教育委員会はいじめと認定
2023年5月10日に富山県小矢部市の石動中学校に通う男子生徒が、複数の同級生に髪をはさみで切られた事案が発生しました。市の教育委員会はこの行為を「いじめ」と認定しました。
神戸市立小学校のいじめ問題で第三者委が報告書提出
18年前、兵庫県神戸市の市立小学校で、5年生の児童が同級生からいじめを受け、現金50万円以上を脅し取られる事件が発生。学校側は一度いじめを認めたが、その後調査不足を理由に否定した。第三者委員会が市教委に対し、市教委が調査内容を隠蔽していたと指摘する報告書を提出した。
湖西市立中学校でいじめ事案、学校の長期放置が明らかに
湖西市立中学校で2019年5月から21年にかけて重大ないじめ事案があり、学校や市教委が長期間放置していたことが明らかになった。被害者は同級生から無視され、2019年11月には不登校となった。いじめについての正式な対応はなされず、校長も「いじめはなかった」と断言した。調査は卒業後の21年に始まり、女性は現在もうつ状態で、関連する健康問題が続いている。報告書は、学校と教委の対応が誤っていた結果、被害者に深刻な損害が生じたと指摘している。
石川県野々市市立布水中学校
石川県 野々市市 ・ 中学校
野々市市立布水中学校、いじめ相談事業を開始へ
石川県野々市市立布水中学校の女子生徒が、複数の同級生からいじめを受けた結果、自ら命を絶った問題を受けて、野々市市は相談窓口を設けることを発表した。市役所の三階に設置される市少年育成センターでは、いじめや不登校についての相談を受け付ける事業が5月8日から開始される。育成センターの職員は、近日中に市内の小中学校に相談カードを配布し、相談を促進する取り組みを行う。
埼玉・川口市がいじめ被害男性に謝罪、控訴せず 裁判所は違法行為認定し55万円支払い命じる
埼玉県川口市立中学校でいじめ被害を受けた男子生徒(当時)がいじめと学校・教委の対応不備について市を相手に損害賠償請求した訴訟で、さいたま地方裁判所が市側の違法行為と義務違反を認定し、市に55万円の支払いを命じる判決を下した。2021年12月24日、川口市の奥ノ木信夫市長は記者会見で「4年半もの長い間つらい思いをさせた」として謝罪し、控訴しない方針を表明した。茂呂修平教育長は、元生徒への直接謝罪の場を速やかに準備する意向を示した。元生徒は「いじめよりも、学校や市教委の謝罪しない態度の方がつらい」とコメント。原告男性は「教育委員会や校長、警察などがうそをついたり、うその記録を作ったら、生徒がもっと傷ついて苦しくなることを分かってほしい」と述べた。
川口市立中学校のいじめ訴訟、市側が元生徒に60分の証人尋問を申請
埼玉県川口市の市立中学校在学中にいじめで不登校になった男性(当時)が、学校と市教委の不適切な対応が原因だったとして市に損害賠償を求めている訴訟で、市側が元生徒に対して60分間の証人尋問を裁判所に申請していることが明らかになった。2020年12月11日の市議会定例会で、木岡崇市議が市の対応を批判。元生徒はPTSDと診断され、学校への不信感による不安や不眠、過呼吸に苦しんでいる。また、別の情報開示訴訟でさいたま地裁が元生徒に慰謝料2万円の支払いを命じたにもかかわらず、市は謝罪していない状況が指摘されている。
熊本県立東稜高等学校
熊本県 熊本市 ・ 高等学校
熊本県立東稜高校のいじめ被害者、調査報告書の全文公表を要望
熊本県立東稜高校に通っていた男性(24)が、自身のいじめ被害について調査した報告書の全文公表を求めている。男性は、いじめの再発防止のために第三者による報告書が県のホームページで公開されるべきだと主張しているが、県教育委員会は概要版のみを公表している。この報告書には、いじめを認定したにも関わらず学校が男性の訴えを認めなかった行政の対応が問題視されている。弁護士は、調査報告書には重要な提言が含まれており、全文公表が必要であると述べている。
新潟テクノスクール元生徒自殺、第三者委が指導員のハラスメント認定
新潟県立新潟テクノスクール元生徒の男性(当時25歳)が2017年7月22日に自殺した問題。男性は遺書と思われるメモに、当時の担任指導員からいじめを受けていたと記載していた。県は2019年1月に調査結果をまとめ、ハラスメントがなかったと結論づけたが、2019年5月に設置された第三者委員会は2023年3月20日に調査報告書を県に提出し、「複数のハラスメントがあった」と認定。県の調査を覆す形となった。
城大教育学部付属小学校
茨城県 ・ 小学校
茨城大付属小、いじめを重大事態と認定も1年以上国に報告せず
茨城大学教育学部付属小学校で、2021年4月ごろから当時小学4年の女児が同級生によるいじめを受けた事案。女児は欠席が長期化し、同年6月に保護者が学校にいじめを伝えた。同校は11月に「重大事態」と認定したが、いじめ防止対策推進法に基づく文部科学省への報告を1年以上怠った。2023年1月の保護者面談時、幹部は「報告済み」と事実に反する説明をし、実際の報告は2月になった。保護者が第三者委による調査を求めたが、学校側は当初これを拒否。4月5日になって第三者委の設置を決定した。大学側は統治機能に「深刻な問題」があったことを認め謝罪した。
岐阜県立岐阜農林高等学校
岐阜県 本巣郡北方町 ・ 高等学校
岐阜県立岐阜農林高校の教諭、パワハラで減給処分
岐阜県立岐阜農林高校の男性実習教諭が同僚職員6人に対し、土下座の強要や暴言を吐くパワーハラスメントを繰り返していたとして、岐阜県教育委員会が減給処分を行った。処分は2023年3月30日付で、実習教諭は2013年度から2015年度にかけての行為が問題視された。被害者の中には精神疾患を抱えた職員もおり、一人は退職に至った。教育委員会はこの教諭が勤務していた別の高校でも問題があったことを示唆している。
愛知県の教諭が年下教頭に暴言、懲戒処分を発表
愛知県の教諭が年下の教頭に対して「くどいなっ」「うるさいわっ」と暴言を吐いたことが発覚し、懲戒処分が発表されました。処分については愛知県教委の担当者が記者会見で説明し、頭を下げる姿が報じられました。
清須市立古城小の教諭が現金窃盗で懲戒免職
愛知県の学校で教員の暴言や体罰、盗みが判明し、処分された事案です。
富山県で2021年度にいじめによる重大事態が6件発生
2021年度に富山県で発生したいじめによる「重大事態」は6件で、自殺や長期不登校などが含まれている。いじめの認知件数は1539件で、過去2番目に多い数値となった。専門家は、いじめの問題について楽観視できないと指摘し、周囲への啓発活動の重要性を訴えた。
豊見城市立小学校の男子児童自殺事件、市に賠償命令
沖縄県豊見城市の市立小学校で4年生男子児童がいじめを受け自殺しました。市の対応に不備があり賠償命令が出されました。
埼玉県内公立学校で2021年度のいじめ重大事態が40件に増加
埼玉県教育局の調査によると、2021年度における県内公立学校のいじめの重大事態は40件で、前年から7件の増加が見られました。小学校で17件、中学校で18件、高校で5件が記録されました。いじめは18.6%増加しており、特に悪質ないじめとして1号(児童に重大な影響があった)に該当する事例は27件です。教育局は進学後も解消を見届けるとしています。
さいたま市立浦和高等学校
埼玉県 さいたま市 ・ 高等学校
さいたま市立浦和高の高3男子自殺、第三者調査でいじめ認定 教育長が遺族に謝罪
2014年11月、さいたま市立浦和高等学校の高3年男子生徒が自殺した事案。当初、学校の調査ではいじめの事実は確認されなかったが、遺族の不服申し立てにより第三者委員会が再調査を実施した。約2年7カ月の調査を経て、2017年10月に提出された報告書では、同級生からのからかいを「いじめに該当する」と認定。いじめが間接的な自殺要因になったと結論づけた。細田真由美教育長は遺族に謝罪し、報告書を公表した。
で同市立青木中央小学校
埼玉県 教委が元市 ・ 小学校
川口市立中学校で生徒のいじめ問題、元市課長を戒告処分
2016年に川口市立中学校に在籍していた生徒がいじめにより不登校となった問題で、埼玉県教育委員会は、当時の川口市教委指導課長で同市立青木中央小学校校長の男性を戒告の懲戒処分としました。男性は生徒の欠席が30日に及んだと報告を受けましたが、重大事態と判断せず、調査指示を行わなかったことが問題視されました。男性はその後、自身の認識が甘かったことを認め、早急な対応が必要だったと述べています。
元小学校長によるいじめの実態と対策への取り組み
元小学校長の寺西康雄氏が担任を務めた4年2組で、いじめの実態が発覚した。特にケンジくんが木から落ちて頭を切った事件について、他の児童たちが「木から落ちた」と説明していたが、保護者からは「棒のようなもので打たれた」という情報が提供された。また、クラスメイトのシンジがいじめを受けて泣いている様子も目撃された。寺西氏は、こうした事実に気づけなかったことを深く反省し、いじめをなくすために努力する意向を示した。
最終更新: