2021年の小学校いじめ重大事態の公表事案
公表事案 7件
2021年(公表年ベース)に小学校いじめ重大事態で公表された保育園・幼稚園・小中学校・高校の事故・行政処分・ 教員不祥事・いじめ重大事態の一覧です。 公表年は事案の発生年と異なる場合があります。
公表事案一覧
奈良市立小学校の教諭、いじめ仲裁中の不適切発言で不法行為認定
奈良市立小学校に通う女児が不登校になった原因として、いじめへの不適切な対応や教諭のセクハラ行為が指摘され、市に対し330万円の慰謝料を求める訴訟が起こされた。判決では、教諭が女児に対し「うそをついたら先生とキスをする」と発言したため、不法行為と認定され、市に11万円の支払いが命じられた。
熊本市立小学校の教諭、体罰や暴言で停職3カ月の処分
熊本市の市立小学校で、男子教諭が児童に対する体罰や暴言を行ったとして、教諭が停職3カ月の懲戒処分を受けた。事件は2019~20年度に発生。教諭は、意見した児童を押して転倒させたり、女子児童に対してセクシャルな暴言を吐くなど、計11件の不適切な行動を行っていた。教諭は現在別の小学校に勤務しており、指導に熱くなってしまったと説明し謝罪した。
鳥栖市立中学校でいじめ被害、裁判でいじめは認定も学校の責任は不問に
鳥栖市の中学校で発生したいじめが認定されたが、学校側の責任は問われなかった判決の事案です。
神戸市立小学校のいじめが要因で男子中学生自殺
2018年11月、兵庫県尼崎市で中学2年の男子生徒が自殺した件について、神戸市立小学校時代に受けたいじめが要因と認定された。男子生徒は小学6年生の際に教室で「死ね」と書かれる落書きをされ、その後中学校に進学するも不登校となり、尼崎市立中に転校。2018年11月にフリースクールから帰宅中に自殺した。調査報告書は自殺願望の増加といじめ及び学校の対応を要因と指摘。神戸市教育委員会は再発防止に取り組むとコメントした。
兵庫県尼崎市の中学2年生自殺、いじめが一因との調査報告
兵庫県尼崎市で2018年11月、中学2年生の男子生徒が電車にはねられて死亡した件について、神戸市教育委員会の第三者委員会が3日に調査報告書をまとめた。この報告書によると、生徒は自殺であり、小学校時代のいじめやその後の学校の対応が一因と考えられている。生徒が卒業した小学校でいじめが認定されており、学校側の対応について一定の理解は示されつつも、引き継ぎの際にネガティブな印象が伝わったことに配慮が欠けていたと指摘されている。神戸市教委は再発防止に向けて取り組む意向を示した。
千葉市の小学校でのいじめ、判決で学校の責任認定
2016年、千葉市の小学校で同級生からいじめを受けた男性がPTSDを発症したため、同級生の保護者や市に対して約1400万円の損害賠償を求め提訴。2021年6月3日、東京高裁は学校側の責任を認め、同級生の保護者に388万円の賠償を命じた。判決では、教師が被害者の訴えに対する適切な対応を怠ったと指摘。判決後、原告はいじめを許さない教育の必要性を訴えた。
茨城大学教育学部附属小学校
茨城県 水戸市 ・ 小学校
茨城大学教育学部附属小学校 諸問題(2021年ごろ)
茨城大学教育学部附属小学校において、2021年11月に当時4年生だった女子児童がいじめを原因に不登校となった事案について、同校が「重大事態」と認識していながら、いじめ防止対策推進法に基づく文部科学省への報告を怠っていたことが明らかになった。同校がいじめについての詳細な調査も実施していなかった。文部科学省は2023年4月に第三者委員会を設置し事実関係を調査する方針を示し、同月10日に永岡桂子文部科学大臣が茨城大学学長に対し第三者委員会の速やかな設置などを求めた。これを受けて附属小の渡部玲二郎校長が4月30日付で引責辞任した。
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