2018年の高等学校いじめ重大事態の公表事案
公表事案 6件
2018年(公表年ベース)に高等学校いじめ重大事態で公表された保育園・幼稚園・小中学校・高校の事故・行政処分・ 教員不祥事・いじめ重大事態の一覧です。 公表年は事案の発生年と異なる場合があります。
公表事案一覧
高校生、野球部先輩からのいじめで退部・退学
原告は高校生時代、野球部の先輩からの暴力を伴ういじめを受け、結果として野球部を退部し、高校を退学せざるを得なかった。いじめの内容は長期間にわたるもので、正座強要や殴る蹴るの暴行が含まれ、最終的には学校生活に耐えられなくなった。裁判所は、原告の受けたいじめが真実であると認定し、加害者に対して損害賠償責任を負うことを決定した。
長野俊英高等学校
長野県 長野市 ・ 高等学校
長野俊英高等学校 不祥事(2018年10月ごろ)
長野俊英高等学校野球部で部員による部内いじめが発生していたことが、2018年10月に日本学生野球協会の審査により明らかになった。同協会は10月19日の審査室会議で、当該事案を含む高校10件の処分を決定し、長野俊英高校野球部に対して10月13日までの1ヶ月間の対外試合禁止処分を科した。この処分は、部内のいじめ行為が確認されたことを受けた措置である。
東京学芸大学付属高等学校
長野県 柏市 ・ 高等学校
千葉県柏市、いじめ通報アプリ「STOPit」を導入
千葉県柏市では、匿名でいじめを通報できるアプリ「STOPit」を2023年5月より導入し、中学生を対象に相談を受け付けている。このアプリは、米国で開発され、画像や動画の添付も可能で、これまでに60件以上の相談が寄せられ、昨年の電話相談を大きく上回っている。教育委員会担当者は、電話やメールに比べて反応が良いとし、普及が進めばさらなる相談も期待できると述べている。
宮城県工業高等学校
宮城県 仙台市 ・ 高等学校
宮城県工業高等学校 指導死問題(2018年8月ごろ)
宮城県工業高等学校の1年生男子生徒が2018年8月に自宅で自殺した。生徒は自殺の約2ヵ月前に提出したレポートの書き直しを指示され、その間部活動への参加を禁止されていた。遺族は10月31日、担任教員の指導が過度であったことが自殺に繋がったとして、宮城県教育委員会に対し第三者委員会の設置と調査実施を要望した。この事案は生徒の自殺に至る経過において学校の指導が関与した可能性が指摘されている重大事態である。
埼玉県立高校のいじめ重大事態に関する調査報告書が公表
埼玉県立高校に通う2年生の女子生徒が2017年4月に自殺した事案について、2018年5月14日に公表された調査報告書では、いじめの実態や背景に迫っている。生徒の交際相手とその妹によるTwitter上での虚偽情報拡散が問題視され、いじめ防止対策推進法に則った分析が行われた。また、再発防止に向けた提言の中では、ネットいじめの特性や情報モラル教育の重要性が強調されている。さらに学校と保護者の連携が求められ、県教育委員会には学校指導や自殺予防策の検討が提案された。
埼玉県立高校いじめ重大事態、県審議会が調査報告書公表
埼玉県立高校の2年生女子が平成29年4月に自殺した事案について、埼玉県いじめ問題調査審議会が調査報告書を平成30年5月14日に公表した。女子生徒の交際相手とその妹がツイッター上で女子生徒を混乱させる嘘の書き込みをし、女子生徒の裏アカウントの内容をネット上で拡散。これにより誹謗中傷が行われた。報告書は一連の書き込み行為をいじめ防止対策推進法の定義に基づきいじめと判断。ネットいじめの特性やSNS利用のリスク、学校と家庭の連携、生徒による啓発活動などを提言している。
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