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いじめ重大事態不明公表情報に基づく

14年前のいじめ「学校と市教委に責任あった」第三者委「認識の不十分さから誤った対応の連鎖に」

都道府県
佐賀県
市区町村
鳥栖市の市
報道日
2026年3月26日
発生年
2026
公表主体
日テレNEWS NNN

事案の概要

社会14年前のいじめ「学校と市教委に責任あった」第三者委「認識の不十分さから誤った対応の連鎖に」ポスト送るシェアブックマークURLをコピー2026年3月25日 23:2614年前、佐賀県鳥栖市の市立中学校で男子生徒が同級生からいじめを受け、不登校になりました。調査した第三者委員会は26日、当時の学校や市の教育委員会の不誠実な対応が、被害を大きくしたとする報告を公表しました。■佐藤和威さん(26)「(学校や市教委は)僕の話や家族の話、僕自身の思いを信用してくれていなかったことが分かりました。(学校側の認識が当時と変わっていないとする報告書を受け)どうして今も疑われたままでいるのか、苦しくてなりません。あの時、先生に助けを求めていても助けはもらえなかったんだと今回、はっきりと分かりました。」26日午後、調査結果を受けて佐賀県鳥栖市の佐藤和威さん(26)が思いを語りました。鳥栖市教育委員会が設置した第三者委員会の報告書によりますと、佐藤さんは鳥栖市立中学校への入学直後から7か月にわたり、多数の同級生からエアガンで撃たれたり、暴力を振るわれたりしました。判明しているだけでも32万円あまりの現金を脅し取られるなど「明確かつ重大ないじめ」の被害に遭ったとしました。いじめの発生から14年後の調査報告。■鳥栖市いじめ問題対策委員会・松下一世委員長「もう少し早くに調査が行われるべきだったと感じております。いじめへの認識の不十分さから、このような誤った対応の連鎖につながったというふうに私たちは捉えています。」第三者委員会が問題視したのは、学校がいじめを早期発見できなかった点、そして、いじめ発覚後の学校や市教委による不適切な対応です。発覚当初、市教委は会見で「いじめ」を認め「犯罪に等しい行為」だとして謝罪しました。しかし、調査に踏み切ることはありませんでした。その上、佐藤さんが加害生徒や鳥栖市を訴えた裁判で、市側は、佐藤さんが受けた行為は「悪ふざけ、ちょっかいに当たる軽微なもの」だと主張しました。判決は「いじめ」を認める一方、学校や市教委の責任は認めませんでした。一方、今回の第三者委員会の報告書では、学校や市教委に責任は「あった」とし、いじめに対する認識の弱さは「極めて重大な問題」だと断じました。26日、市教委が開いた会見では冒頭、教育長らが深く頭を下げて謝罪しました。■鳥栖市教委・佐々木英利教育長「報告書の内容については、大変重く受け止めております。教育委員会、学校として当時の認識や対応に不十分な点があったという指摘に、深く反省しております。」なぜ、いじめを調査しなかったのか問われると、最初は佐藤さんの学校復帰に注力していたからと答え、その後は「明確には認識していない」としました。重大ないじめ、そして学校や市教委の不適切な対応で、佐藤さんはPTSD=心的外傷後ストレス障害を発症し、今も家族の付き添いなしでは外出できないといいます。何度も大きく息をつきながら、思いを語りました。■佐藤さん「僕はどうすればよかったんだろうと、いまだにずっと自分に問い続けています。」佐藤さんは学校に関わる大人が調査結果を見て考え、同じ思いをする子どもがいなくなるよう努めてほしいと話しています。最終更新日:2026年3月25日 23:26関連トピックFBSニュース

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