いじめ重大事態不明公表情報に基づく
いじめ撲滅、弁護士の挑戦 野々市に県内初、支援注力の法律事務所 金沢弁護士会・39歳石井さん 自身も不登校経験「悩む子ども救いたい」|社会|石川のニュース
石川県 田村市
- 都道府県
- 石川県
- 市区町村
- 田村市
- 報道日
- 2026年3月28日
- 発生年
- 2026年
- 公表主体
- 北國新聞
事案の概要
いじめを注力分野とした法律事務所を設立した石井さん=野々市市新庄1丁目
学校現場でのいじめ問題解決を支援するため、1人の弁護士が立ち上がった。金沢弁護士会の石井翔大さん(39)は石川県内で初めて、いじめを注力分野とした法律事務所を、「重大事態」が相次いだ野々市市内に開設した。法律家の立場で学校や加害者側に介入して解決策を提案し、児童生徒が安心して適切な教育を受けられるよう寄り添う。自身もいじめで不登校になった経験を持つ石井さんは「学校でのトラブルで悩みを抱える子どもをできる限り救いたい」と意気込む。
●現場介入、解決案提示
2024年度に県内の小中高と特別支援学校で認知されたいじめ件数は4344件で、過去最多を更新した。学校でのいじめを巡っては、学校側と児童生徒の当事者間での話し合いが難航し、問題が長期化することがある。
被害を最小限にとどめるために早期解決が求められる一方で、県内にはいじめを注力分野として扱う弁護士は少ない。保護者らが弁護士に依頼しても断られ、泣き寝入りするケースもしばしば見られるなど課題が山積している。
福島県田村市出身の石井さんは中学生の頃、同級生からのいじめに遭った。当時の校長や担任に助けを求めたが相手にしてもらえず、不登校に追い込まれた時期もあった。
自分のようにつらい経験をしている人を救いたいとの思いで弁護士を志した石井さんだったが、心の傷は癒えず、弁護士になってからも、しばらくはいじめに関する依頼を受けることができなかった。
転機になったのは昨年、知人から「子どもの不登校のことで相談に乗ってほしい」と依頼されたことだ。学校側との協議を重ねて解決策を探り、生徒が再び学校に通えるようになった姿を見て、手応えを感じたという。
「つらい経験をした人が適切な支援を受けることができず、さらに絶望を深めることがあってはならない」。そんな思いを強く抱くようになり、いじめ問題を扱う法律事務所を構えることにした。野々市市内では、いじめ防止対策推進法の「重大事態」とされる事案が相次ぎ、対策が喫緊の課題となっていたことなどから、同市新庄1丁目に3月中旬、「法律事務所凪(なぎ)」を設立した。
学校や加害児童生徒に法律家の立場で働き掛け、示談交渉や民事調停など事案ごとに最善の解決策を提案し、充実した学校生活を送ることができる環境を整える。
●負担ゼロで相談可
弁護士費用は一般的に数十万円かかるとされるが、県PTA連合会の「小中学生総合保障制度」を利用すれば実質的に負担ゼロで相談を受けられるという。
石井さんは「心が壊れる前に相談に来てほしい。自分もいじめに遭った経験があるからこそ、気持ちに寄り添った助言ができるはずだ」と力強く話した。
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出典
- 北國新聞
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