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不祥事不明公表情報に基づく

なぜ暴行動画の投稿・炎上が続くのか、学校や保護者ができる対策とは(こどもとIT)

大分県内中学校 / 栃木県 ・ 中学校

都道府県
栃木県
施設種別
中学校
施設
大分県内中学校
報道日
2026年1月22日
発生年
2026
公表主体
Yahoo!ニュース

事案の概要

写真:こどもとITネットは日々変化し、子供たちを取り巻く環境も大きく変わっています。本連載では、ITジャーナリスト・高橋暁子さんが、保護者や先生が知っておきたい最新のネット事情をわかりやすく解説します。 【画像】単純に撮影や投稿を禁じてもあまり意味はない 2026年1月4日、あるXアカウントに栃木県の高校のトイレにおける暴行動画が投稿されると、瞬く間に拡散、炎上状態に。加害者とされる高校生、家族や自宅などの個人情報も拡散され、一時期生徒の名前がトレンドワード入りする事態になった。その後も次々と中高生の暴行動画が拡散され、個人情報がさらされる羽目になっている。 「学校や教員に相談しても無駄だからSNSに投稿しているのでは」とも言われるが、なぜ暴行動画の炎上は続くのか。暴行動画投稿のデメリットとメリット、防ぐための方法を紹介する。 ■ トイレの暴行動画が炎上、1億回以上の再生に 「レディ、ファイッ!」。栃木県の高校生による暴行動画には、無抵抗な生徒を一方的に回し蹴りしたり、殴ったりする様子が映っている。取り囲むほかの生徒たちは、楽しげで暴行を止める様子もない。いじめを疑うこの暴行動画は、あまりにショッキングなため、すぐさま拡散され、大炎上した。本稿の執筆時点では、1.1億回再生となっている。 動画の拡散が始まった翌日から、学校側は関係生徒への聞き取りを実施し、12月19日の清掃終了後に撮影されたものと明らかになった。「身体的な苦痛が伴うものでいじめの疑いがある」と認識し、1月8日の始業式後、いじめの状況把握のため全生徒にアンケートを実施したという。 警察も暴行事件として捜査を開始。生徒などに事情聴取したところ、暴行を加えた生徒は一人で、「申し訳ないことをした」と話したそうだ。 動画がどのような経緯で流出したのかはわかっていない。しかし、高校のトイレというプライベートな空間での動画であること、モザイクなどがかけられていないことから、同じ高校の生徒が撮影したことは恐らく間違いないだろう。 暴力行為やいじめがいけないことなのは間違いない。しかし、SNS上で拡散、個人を特定してさらすことはどうだろうか。「いじめが明らかになったのだからいいことだ」という意見もある一方で、「未成年に対してやりすぎではないか」という意見も多い。 なお栃木県警は、動画を把握した翌日に加害者などから事情聴取し、報道機関の取材にも応じている。誤った情報や人権侵害が広がることを防ぐためであり、通常、少年事件では関係者保護の観点から警察の介入なども秘匿されることが多いことを考えると、異例の早さでの対応となっている。 ■ 撮影・投稿できる環境が整っている その後も、大分県内中学校の廊下や、福井県の高校内での教室内で無抵抗の生徒に殴る蹴るの暴行を働く動画が次々とSNS内で拡散、学校名や生徒名などの個人情報がさらされ、教育委員会や学校が謝罪する事態となっている。なぜこのような動画が次々と投稿されているのか。 まず前提として、多くの小中学校生は学校貸与端末を所持しており、インターネットにアクセスできる環境があることが指摘できる。学内でも撮影が容易であり、児童生徒がSNSを利用していることが一因となっていそうだ。事実、大分県内中学校での暴行動画は、ほかの生徒が学習用タブレット…

出典

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