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いじめ重大事態不明公表情報に基づく

いじめ自殺、学校による証拠改竄と隠蔽の実態…924ページの大著が浮かび上がらせた悲劇の共通点

大川小学校 / 愛知県 西尾市 ・ 小学校

都道府県
愛知県
市区町村
西尾市
施設種別
小学校
施設
大川小学校
掲載日
2025年9月8日
発生年
2025
公表主体
現代ビジネス

事案の概要

2025.09.08#本【愛知県西尾市いじめ自殺事件】30年間にわたる取材と執筆が浮かび上がらせた、学校による「証拠の改竄と隠蔽」の具体的な実態寺田 和弘ドキュメンタリー映画監督プロフィールメールコピー総ページ数924、取材・執筆30年――。1994年に愛知県で中学2年生の男子生徒がいじめにより自殺した事件を追った超鈍器本『see you again』は、その外観のみならず、内容も圧倒的で、読み終えた人たちを茫然とさせている。ドキュメンタリー映画監督の寺田和弘さんは、東日本大震災で児童の7割が津波に呑まれ死亡した大川小学校(宮城県石巻市)の事故を、学校が児童を無為に校庭で待機させたからではないかと追及する遺族たちの裁判を10年にわたって追った『「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち』を撮り、多くの賞を受賞した。取材の過程で見えたのは、『see you again』に描かれたのと同様の、学校による事実の隠蔽(いんぺい)だった。映像と活字の違いはあっても、互いに時流におもねらず地道に取材を続ける「盟友」として小林氏と親交が深い寺田氏は、『see you again』をどう読んだのか。小林氏の人となりにも触れながら明かしてもらった。大川小学校津波裁判についての詳細はこちら映像では捉えることができない大切なことこの本の著者は私に、こう言いました。「いじめは人殺しと一緒で、究極の悪だよ。てな1行ですむことなのに、920ページもダラダラ書いてしまったこの本は、無用の長物でしょう(笑)」はたして、そうでしょうか。ある章では、深く眠る自分の学生時代の記憶を探り出し、あるシーンでは、読み進める前に大きく息を吸い込む。そして、まるで拷問でも受けているような恐ろしい事実を突きつけられる。そんな本なので確かに、すべての日本人が読むということは決してないでしょう。でも、少なくとも、私が撮った映画『「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち』(以下は『生きる』と表記させていただきます)を見てくださった方々には、ぜひ読んでほしい1冊です。なぜなら、ここには映像では決して捉えることができない大切な事柄が、克明に記録されているからです。学校による「証拠の改竄と隠蔽」を具体的に明らかにしたある悲劇が起きたとき、それはなぜ起きたのか、と丁寧にその過程をたどることで、ほかのさまざまな事件、事故との共通点が浮き彫りになってくることがあります。『see you again』に描かれたいじめ自殺事件と、『生きる』の主題である大川小学校での津波による事故にも、そうした共通点がありました。Photo by gettyimagesこの記事の全ての写真を見る(全6枚)-AD- その一つが、学校組織による「証拠の改竄と隠蔽」です。それらがおこなわれるときは必ず理由があるものです。でも、ほとんどの事案では、その理由を推し量るところまでに留まります。実際にどういう意図で、誰が、どのように隠蔽や改竄をしたのかは、裁判でも明らかにならない事柄なのです。『生きる』を劇場で観てくださった方々も、スクリーンに映し出された映像からそれらの背景を想像してくださったとは思いますが、教育関係者でさえ、それは想像することしかできないのです。ところが『see you again』の著者は、30年間にもわたる取材と執筆によ…

出典

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