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いじめ重大事態不明公表情報に基づく

「死ななきゃわかんないと…」いじめ苦に命を絶った高校生 遺族が提訴、被告側の"暴言"も録音

埼玉県 川口市 ・ 高等学校

都道府県
埼玉県
市区町村
川口市
施設種別
高等学校
掲載日
2025年7月24日
発生年
2025
公表主体
bengo4.com

事案の概要

2019年9月8日、埼玉県川口市の高校1年生(特別支援学校)、小松田辰乃輔さん(当時15歳)が、自宅近くのマンション11階から転落死した。自殺だった。この出来事は、いじめ被害と教育機関の対応をめぐり、遺族に深い怒りと疑問を残した。 辰乃輔さんの両親は2025年4月、いじめの加害者とされる元生徒の保護者と川口市を相手取り、約1億6000万円の損害賠償を求めて提訴。その第1回口頭弁論が7月11日、さいたま地裁で開かれ、辰乃輔さんの母親が法廷で静かに口を開いた。(ライター・渋井哲也) ●「中国人」「下手くそ」中学でも続いたいじめ 辰乃輔さんは小学校からいじめを受けていた。2016年4月、地元の中学に進学後も、サッカー部やクラスで標的にされた。 「下手くそ」と罵られたり、ハキハキと話せないことを理由に「中国人」と揶揄された。カバンを踏まれる、シャーペンを折られる、水筒の中身を勝手に飲まれるといった嫌がらせも日常的だった。 母親はサッカー部の顧問に相談したが「知りませんでした、気をつけます。すみません」と言われただけ。クラス担任にもうったえたが、加害者にストレートに注意したことで、いじめは見えない場所でエスカレートしていったという。 自殺した小松田辰乃輔さん(写真提供) ●繰り返されたSOS、ノートに綴られた言葉 辰乃輔さんは、手紙やノートに思いを綴ってうったえ続けていたが、学校や市教委に届くことはなかった。自殺の2日前、2019年9月6日付のノートにはこう記されている。 「教育委員会は大ウソつき。いじめた人を守って嘘ばかりつかせる。いじめられたぼくがなぜこんなにもくるしまなきゃいけない。僕は、なんのためにいきているのか分からなくなった」 「くるしいしい、くるしい、くるしい、つらい、つらい、くるしい、つらい」(原文ママ) このノートは小学時代から書いており、母親にも見せることもあったが、高校入学後は見せてくれなかったという。 中学の担任とのノートのやりとりでは、担任が「頑張れ、頑張れ」と書いたことに対して、辰乃輔さんは「これ以上、どう頑張ればいいんですか?」と反発していた。 夏休みの作文「人権について」には、こう書いている。 「ぼくは、小5、6、今もいじめられて、かげで悪口やなかまはづれをされています。ぼくの存在って、存在なんてなくなればいいと思います」(原文ママ) ●自殺未遂と学校の対応 小松田辰乃輔さんの母親(写真:渋井哲也) 2016年9月、夏休み明けに何度か担任に手紙を渡した。 「ぼくは、サッカー部の友達からいじめられている。(具体的な名前をあげ)2年の先ぱいたちに仲間はずれにされたり、むしされたり、かげ口を聞こえるようにする」(9月1日) 「ぼくはこれからどうしたらいいのか分からない。ぼくは消えたい」(9月11日) 9月18日の体育祭では、クラスの女子生徒に「しんちゃんのせいで優勝できなかった」と言われたという。女子生徒の両親はこれを否定しているが、辰乃輔さんは翌日、自室で首を吊ろうとした(最初の自殺未遂)。 その後の10月25日にも自殺未遂を起こしたが、学校は具体的な対応をとらなかったという。家族が連絡を入れると、校長が自宅を訪れた。母親が「SOSに気がつかなかったのですか?」と問うと、校長は「…

出典

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