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いじめ重大事態不明公表情報に基づく

担任に相談しても「いじめ放置」、山梨小2児童「首絞めやカッターでおどし」県外転校に追い込まれる

山梨県 にある小さな町

都道府県
山梨県
市区町村
にある小さな町
掲載日
2025年6月1日
発生年
2025
公表主体
bengo4.com

事案の概要

山梨県にある小さな町の公立小学校で、当時2年生だった男子児童、ケンジくん(仮名)に対するいじめが起きた。 言葉のからかいから首絞め、カッターを使ったおどしまでエスカレートし、ケンジくんは不登校に追い込まれて、最終的には県外転校を余儀なくされた。 学校側は「いじめ重大事態」に認定し、専門の調査委員会が設置されたが、保護者が当初からいじめをうったえていたにもかかわらず、報告書では、大半のいじめについて、学校側が半年後に認知したことになっていた。 こうした事情から、保護者は今も学校に対する不信感を持っている(ライター・渋井哲也) ●いつも休み時間に首を絞められていた ケンジくんの母親によると、2022年4月からクラスメート2人によるいじめが始まった。 生まれつき疲れやすい体質のため、ケンジくんは主治医のアドバイスに従って、遅刻や早退しながら登校していた。 そのことで、別の2人に「たのしい授業があるときだけ来て、ずるい」「さぼってやんの」とからかわれた。 さらに、クラスメートのAくんに首を絞められることもあった。 「首絞めはいつも休み時間に教室や校庭でされていました。Aくんが首の後ろから腕をまわして締め付けて、ケンジが苦しそうな顔をするとやめる。本当に苦しくて怖いんだけど、Aくんは面白がってやめない。強めに『やめて!』と言うと、Aくんはニヤニヤ笑いながらどこかへ行ったそうです」(母親) 学校に行きたがらなくなったケンジくんに対して、母親は何かあったのかと聞いた。 「最初のころは、はっきり聞けなかったんですが、少しずつケンジは『からかいがある』と言うようになったんです。このころは、まだ(いじめの対応に)親が出ていくなんて考えていなかったんです。それで『言い返したほうがいいんじゃないか?』とか『先生に助けを求めた?』と聞きました」 しかし、いじめは、先生たちが見ていないところで起きていた。また、ケンジくんが助けを求めても、先生は「僕は見ていない」「本当にあったの?」などと言い、彼の話は十分に聞いてもらえなかったという。いじめはエスカレートしていく。 「いじめがひどくなり、学校に行くのを嫌がっていったんです。首締めは本当に怖かったようで。『先生も助けてくれないのにどうしたらいいんだ』って不安になりました。首絞めは4月中に数回あったはずですが、正確な日付がわかりません。Aくんは首絞めを認めませんでした。そんな中で次の事件が起きたんです」 ●段ボールカッターを振り下ろされる事件 ケンジくんは4月22日、ナイフ型の段ボールカッターを目に向けて振り下ろされた。 「学校に車で迎えに行くんですが、ケンジが私の顔を見た瞬間に顔がくしゃくしゃになって、車に乗った途端に号泣したんです。悲鳴のような泣き方でした。 最初は何が起きたのか話してくれませんでした。『怖いから思い出したくない』『怖い』と言って泣きじゃくっていました。2時間くらい抱っこしていたら、少し話してくれました。 『Aくんがカッターを目に向けて振り下ろし、脅した』って。それ以上は詳しく聞けませんでした。その日のうちに担任に電話をしました。すると、『わかりました』って、一言だけで切られましたが、すぐに対応してもらえると思ったんです」 翌週、担任は、クラスの児童全員を集めて「正しい…

出典

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