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事故不明公表情報に基づく

「麦茶もダメ!ウチの子へ配慮を!」保育士の仕事は増えるばかり...「うずら事故は他人事ではない」切実な現場の声【専門家解説】

福岡県 みやま市

都道府県
福岡県
市区町村
みやま市
掲載日
2025年6月16日
発生年
2025
公表主体
FORZA STYLE

事案の概要

福岡県みやま市の小学校の給食で、提供されたウズラの卵をのどに詰まらせ、当時7歳の男子児童が死亡したのは2024年2月のことだった。先日、この児童の父親がみやま市を相手取り、損害賠償を求める訴えを起こしたことが話題を集めている。 「学校側がウズラの誤嚥リスクを事前に伝えなかったこと、救命対応が遅かったことなどが告訴の理由とされていますが、ネットを中心に『家庭でも食事で起こり得るリスクを教えるべき』といった意見も聞かれました」 こう話すのは危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏。 「給食の誤嚥事故は度々起こっており、特に体が小さく咀嚼力の弱い低年齢のお子さんには注意が必要です」 消費者庁によると、2014年から2019年までに発生した食品による子どもの窒息死80件のうち、5歳以下が73件で9割を占めたという。 幼い子を預かる教育機関では、窒息以外にも多数ある食のリスクにどう対応しているのだろうか。今回は、10名の現役保育士に、現場での給食指導・見守りに関する苦労や工夫を聞いた。 「今回の取材では、各保育士さんに、うずらの窒息事故について責任の所在はどこにあると思うかも聞いてみました。10名のうち、責任は『家庭』にあると答えた方は0名、『学校』と答えた方は6名、『どちらとも言えない』と答えた方が4名でした」 と平塚氏。 「『保育園で事故があった場合、保育園に責任があると思うので小学校でも同じではないか』と答えたのは保育士Aさん。 現場での給食見守り等に関する苦労話については、『食事量にもっと配慮してほしい』という保護者からの要望を挙げていました。『食事は減らし、おやつは好きなので増やして』と要望され苦慮した経験があるそうです」 Aさんはこれに対し、必要な栄養を摂れるよう細やかに働きかけていくことや、おやつには規定量があることを何度も丁寧に説明したという。平塚氏は、保育士のクレーム対応とリスク管理のレベルの高さに敬服する、と話す。 「保育士Bさんは『あの事故は他人事ではなく、明日はわが身と思って取り組んでいる。当園では、窒息のリスクが高いウズラ・ミニトマト・ぶどう・りんごなどの食品は、必ず適切な大きさにカットし、よく噛むよう指導を徹底している』と答えてくれました」 これだけ慎重なBさんにも給食指導には苦い経験がある。『子どもが嫌いな野菜を就学までに食べられるようにして』『ウチの子には配慮を!!!』と親から要望され、該当児の野菜のみ調理師に細かくカットしてもらって少しずつ与えた際、その児が吐き戻してしまい、保護者から抗議されたという。 また、小麦アレルギーのお子さんを持つ保護者から、「麦茶も絶対に飲ませないで」との要望を受けたというC保育士は… 「他の飲み物で対応していました。ただ、本人が隣の子の麦茶を飲んでしまわないか、いつもヒヤヒヤ監視しています。 幼児の食事は危険と隣合わせです。『うずらの窒息事故もありましたからね』と心配される保護者さんもおられます。ですが、度が過ぎる個別対応への要請に疲弊してしまう先生がいることも確か。私たち保育士の仕事の領域はどんどん広がるばかりで...」と述べた。 【

出典

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