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不祥事不明公表情報に基づく

【子どものケガを減らす(1)】 学校管理下の事故による傷害の実態を知る

静岡県 焼津市 ・ 認定こども園

都道府県
静岡県
市区町村
焼津市
施設種別
認定こども園
報道日
2023年11月29日
発生年
2023
公表主体
教育新聞

事案の概要

学校では「事故は起こってはならない。予防が大切」と指摘されていますが、全ての事故を予防することはできませんし、その必要もありません。予防が必要なのは、重傷度が高い事故、言い換えれば医療機関を受診しなければならない事故です。本連載では「子どものケガを減らす」にはどうしたらよいかについてお話しします。予防に取り組むには、まずは実態を知る必要があります。 学校管理下における災害(負傷、疾病、障害または死亡)に対しては、日本スポーツ振興センターの災害共済給付(医療費、障害見舞金または死亡見舞金の支給)が行われています。給付の対象は、学校管理下で生じた負傷・疾病で、療養に要する費用額が5000円以上のものとなっています。その運営に要する経費は、国、学校の設置者、保護者の三者で負担する互助共済制度です。全国の学校(義務教育諸学校、高校、高等専門学校、幼稚園、幼保連携型認定こども園、高等専修学校、保育所等)の児童生徒などの総数の約95%に当たる1596万人 (2022年度)が加入しています。 22年度の災害共済給付の加入者数と加入率(かっこ内)を見ると、幼稚園は73万2936人(79.3%)、認定こども園は68万4115人(84.5%)、保育所等は172万3975人(80.2%)、小学校は623万3792人(99.8%)、中学校は327万436人(99.8%)、高校は324万6834人(99.1%)でした。 同年の発生件数と発生率(かっこ内)を見ると、幼稚園は1万4136件(1.93%)、認定こども園は1万7173件(2.47%)、保育所等は4万618件(2.37%)、小学校は28万1768件(4.56%)、中学校は24万4783件(7.57%)、高校(全日制)は20万183件(6.75%)で、これらの90%以上は負傷によるものとなっています。この発生率はほぼ毎年、同じ数値となっています。小・中・高校は、ほぼ全ての子どもが加入しており、この3つを合わせると1年間に約73万件発生し、そのうち約9割がケガとすると約65万件に上ります。日本国内の交通事故(22年)は約30万件、死傷者は約36万人ですので、その倍近く発生している計算になります。学校管理下の活動時間を年間に200日、1日8時間とすると1分間に約6.7人となり、日本のどこかで9秒に1人の子どもが学校管理下でケガをしていることになります。日本スポーツ振興センター災害共済給付:医療費(負傷・疾病)の発生率(%)‍‍【プロフィール】山中龍宏(やまなか・たつひろ) 1974年東京大学医学部卒。87年医学博士。87年東京大学医学部小児科講師、89年静岡県焼津市立総合病院小児科科長、95年こどもの城小児保健部長を経て、99年より緑園こどもクリニック(横浜市)院長。85年、プール排水口に吸い込まれた中学2年女児をみとったことから事故予防に取り組み始める。日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会委員長、同学会子どもの死亡登録・検証委員会委員長を歴任。現在、NPO法人Safe Kids Japan理事長、こども家庭庁の教育・保育施設等における重大事故防止策を考える有識者会議委員、文科省の学校安全の推進に関する有識者会議委員、国民生活センター商品テスト分析・評価委員会委員、日本スポーツ振興センターの学校等における事故防止調査研…

出典

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