懲戒処分死亡・免職公表情報に基づく
難病の妻の自殺ほう助で逮捕、教員免職後に急逝...『野球の定石』を遺した知られざる名将・山内政治の信念
滋賀県
- 都道府県
- 滋賀県
- 掲載日
- 2023年10月24日
- 発生年
- 2023年
- 公表主体
- webスポルティーバ
事案の概要
藤井利香●取材・文 text by Fujii Rika『野球の定石』を遺した男 前編(全2回)【選手に渡した手づくりの冊子】 甲子園に出場したわけでもない。プロ野球選手を育てたわけでもない。でもなぜか人々を惹きつけ、興味を抱かせ、周囲に少なからずの影響を与えた高校野球指導者がいる。 その人の名は、山内政治(やまうち・まさはる)。1959年、滋賀県に生まれた山内氏は、彦根東から早稲田大に進み、大学4年時は新人監督を務めて東京六大学野球・秋季リーグでの優勝に貢献。その後、菅生学園(現・東海大菅生/東京)の野球部コーチを経て滋賀で教員となり、母校の彦根東に加えて、甲西、能登川の監督を歴任した指導者である。早稲田大学時代の山内政治氏/『幻のバイブル』(日刊スポーツ出版社)より 能登川での春季県大会優勝が監督としての最高成績だが、彼の名が広く知れ渡ったのは『野球の定石』と名づけた独自の指導書を世に遺したことだ。 野球を技術面、精神面の両方から追求したその指導書は、もともと選手指導のために書かれたもので、当初手書きだったがやがて自分でワープロに打ち込み、手づくりの冊子に仕上げられた。選手には常に携帯できるようにポケットサイズのものを渡し、指導の際に説明と理解を促すために使っていた。「野球をここまで追求し、体系化させ、さらに自分で文字にしてまとめる。これは簡単にできることではない」 そう言ったのは、早稲田大の1学年後輩にあたり、早稲田実業(東京)を指導する和泉実監督だ。和泉氏は山内氏のチームと練習試合を定期的に組んでおり、本人からぜひ見てほしいとこの冊子を手渡されている。 その内容は、想定される場面に対しての対策がこと細かに、なおかつわかりやすく記述されていて、関係者から高い評価を得ている。文面は生真面目である一方で、たとえば、「ガクッとするプレー」といった項目があるなど、山内氏独自のユニークな捉え方をした表現が多数見られる。 一本気で猪突猛進型、でもどこかお茶目で憎めない性格という、彼の伝え聞く人柄が表れており、選手の心も自然とつかんでいったのではないだろうか。次のページへ【監督退任の背景に妻の難病】 ただ、質の高い指導書であったにせよ、本来であればこの話は単純にいち指導者が野球理論を独自にまとめたというだけで終わっていてもおかしくなかった。ではなぜ『野球の定石』が、 1234次のページへ 1 / 4 facebookいいねxXでポストするlineLINEで送る藤井利香 (ふじい・りか)フリーライター。東京都出身。ラグビー専門誌の編集部を経て、独立。高校野球、プロ野球、バレーボールなどスポーツ関連の取材をする一方で、芸能人から一般人までさまざまな分野で生きる人々を多数取材。著書に指導者にスポットを当てた『監督と甲子園』シリーズ、『幻のバイブル』『小山台野球班の記録』(いずれも日刊スポーツ出版社)など。帝京高野球部名誉監督の前田三夫氏の著書『鬼軍曹の歩いた道』(ごま書房新書)では、編集・構成を担当している。藤井利香の
出典
- webスポルティーバ
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