事故不明公表情報に基づく
夏休み中の子どもの水難事故 学校は会見を開くべきか?
福岡県 宮若市
- 都道府県
- 福岡県
- 市区町村
- 宮若市
- 掲載日
- 2023年8月30日
- 発生年
- 2023年
- 公表主体
- Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン)
事案の概要
Wedge REPORT
2023年8月30日
夏休み中の子どもの水難事故 学校は会見を開くべきか?
八重樫通( 元公立中学校長)
印刷画面
夏休み初日である2023年7月21日、福岡県宮若市の犬鳴川で川遊びをしていた小学6年の女児3人が亡くなるという痛ましい水難事故が起きた。このような事故で未来ある子ども達の尊い命がある日突然奪われたことは本当に悔やまれる。保護者の方の心痛は同じ子供をもつ親としても計り知れない。まずは何より亡くなった児童達のご冥福を心からお祈りしたい。
翌日学校はこの事故について保護者説明会を開催した。保護者説明会では在校生の心のケアのため全6年生の家庭訪問、全校児童を対象「心のアンケート」の実施、必要に応じてスクールカウンセラーの活用などの説明があったという。また危険な遊びをしている子どもには注意してほしいと地域との連携も訴えたとのことである。
(jittawit.21/gettyimages)
通常はそこまでの場合が多いが、今回学校はこの他に報道機関向けの会見を開いている。その様子は多くのメディアが取り上げ、ニュース動画でも事故の状況を説明する校長の姿が流れている。
校長経験者として自校の児童生徒が亡くなることに校長がどれほど責任を痛感し辛いことか想像に難くない。筆者自身、12年間の管理職経験の中では死亡事故こそ無かったが、思いも寄らぬ事案は多々経験してきており、そのたびに予防策として本当はもっとやれることがあったのではないかと自問自答を繰り返してきた。
一報を聞いてからの慌ただしさも想像できる。おそらく弔問して亡くなった児童の冥福を祈るのも束の間、児童達への心のケア、二度と同様の事故を起こさないための対策、保護者への説明や協力依頼、説明会準備、報告書等々学校がやらなければならないことは沢山ある。その上にさらにマスコミ対応まで入ったのであるから職員は夜も眠れなかったに違いない。
学校に責任はあったのか?
この会見のニュースが流れると
出典
- Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン)
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