不祥事不明公表情報に基づく
先生の「不適切な指導」に「NO」を突きつけた文科省、自殺生徒の遺族から評価する声
北海道 仙台市 ・ 高等学校
- 都道府県
- 北海道
- 市区町村
- 仙台市
- 施設種別
- 高等学校
- 掲載日
- 2023年5月12日
- 発生年
- 2023年
- 公表主体
- bengo4.com
事案の概要
児童や生徒を精神的に追い詰める「不適切な指導」が、不登校や自殺のきっかけになる場合もあるとして、文部科学省は今年3月、こうした教員による指導は「決して許されない」とする通知を出した。不適切な指導で亡くなった生徒の遺族からは評価する声もあがっている。はたして、子どもの自殺を減らすことはできるのか――。(ライター・渋井哲也)
●「不適切な指導」をなくすための一歩として期待されている
昨年12月に公表された教職員を対象とした生徒指導の基本書「生徒指導提要」では、「不適切な指導」に関する項目が追加された。そして同時に、「不適切な指導」に関する懲戒処分が整備されていない教育委員会に対して「基準」を定めるように促している。
児童・生徒の自殺数は増加傾向にある。警察庁の統計データによると、2022年は514人で過去最高となった。こうした背景もあり、こども家庭庁は「こどもの自殺対策室」を設けて、4月27日には「関係省庁連絡会議」が開催された。
子どもの自殺対策が本格的に動きはじめたかたちだ。
連絡会議では特段ふれられていないが、文科省の通知(3月29日付)に対して、自殺の一因ともなりうる「不適切な指導」をなくすための一歩として、関係者の中から歓迎する声があがっている。
通知では、「体罰のみならず、教員による児童生徒に対する暴言等の不適切な発言も許さないものであること。いたずらに注意や叱責を繰り返すなど児童生徒を精神的に追い詰めるような指導は、懲戒権の範囲を逸脱した行為としてあってはならないこと」とされている。
文科省の担当者は次のように話す。
「従来から体罰以外でも、言動による『不適切な指導』がありました。それについては個別に各自治体が基準を定めて処分をしていました。今般、『生徒指導提要』の改訂版で、『不適切な指導』の考え方について初めて示されました。自治体によっては、すでに『不適切な指導』による懲戒処分の規定がありますが、参考にしていただきたいというのが狙いです」(文科省)
「生徒指導提要」の中では、「不適切な指導」が次のように例示されている。
・大声で怒鳴る、ものを叩く・投げる等の威圧的、感情的な言動で指導する
・児童生徒の言い分を聞かず、事実確認が不十分なまま思い込みで指導する
・組織的な対応を全く考慮せず、独断で指導する
・殊更に児童生徒の面前で叱責するなど、児童生徒の尊厳やプライバシーを損なうような指導を行う
・児童生徒が著しく不安感や圧迫感を感じる場所で指導する
・他の児童生徒に連帯責任を負わせることで、本人に必要以上の負担感や罪悪感を与える指導を行う
・指導後に教室に一人にする、一人で帰らせる、保護者に連絡しないなど、適切なフォローを行わない
●「懲戒処分」について規定されていない自治体がある
「不適切な指導」のあとに自殺した生徒の遺族でつくる「安全な生徒指導を考える会」はこれまで要望を重ねてきた。メンバーの1人で、吹奏楽部の顧問による指導の翌日に自殺した北海道立高校の生徒(当時16歳)の姉、夏希さん(仮名)はこう語る。
「要望の結果、『提要』改訂版に、『不適切な指導等が児童生徒の不登校や自殺のきっかけになる』などの文言が入りました。その後、現場の教職員に周知することをお願いしてきました。今回の通知はその1つ…
出典
- bengo4.com
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