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事故死亡・免職公表情報に基づく

女子高生死亡の飲酒事故から5年 現場知る教諭、警官ら防止訴え [熊本県]

自転車で登校していた県立熊本西高等学校 / 熊本県 ・ 高等学校

都道府県
熊本県
施設種別
高等学校
施設
自転車で登校していた県立熊本西高等学校
報道日
2023年5月12日
発生年
2023
公表主体
朝日新聞

事案の概要

女子高生死亡の飲酒事故から5年 現場知る教諭、警官ら防止訴え2023年5月12日 10時00分吉田啓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする飲酒運転防止のチラシを運転者に渡す熊本西高校の生徒=2023年5月11日、熊本市西区 [PR]  5年前の5月11日早朝、田崎市場(熊本市西区)近くの県道で、自転車で登校していた県立熊本西高校の女子生徒が、酒気帯び運転のワゴン車にはねられて亡くなった。命日の11日、当時、事故現場にかけつけた教諭や警官が県道に立ち、通りかかった車の運転手に飲酒運転をしないよう訴えた。 事故に遭ったのは熊本西高の3年生だった村上瑠菜さん(当時17)。その日は体育大会の予行で応援団の練習があり、いつもより早く学校に向かっていた。午前6時50分ごろ、田崎市場の前あたりで、車道の左側を走っていた村上さんの自転車は、後ろから来たワゴン車にはねられた。 運転していた男性は市中心部の居酒屋で酒を飲み、午前6時半ごろに店を出たといい、呼気からはアルコールが検出された。 熊本西高の高田裕万(ひろかず)教諭(53)は当日、事故の連絡を受けてすぐに現場に向かった。村上さんは路上に横たわっていた。明るく、まじめだった生徒が倒れたまま動かずにいる様子に言葉を失った。 村上さんを搬送する救急車の後を車で追い、病院で医師から「かなり危険な状態」と告げられた。村上さんは両親が病院に駆けつけて間もなく、息を引き取ったという。 あの事故現場の様子は、今も高田教諭の脳裏を離れない。運転手が酒気を帯びていたと聞いて信じられない思いだった。「運転手はこれぐらいはよいだろうという気持ちだったのかも知れない。だが、それが彼女の命を奪った」「そうした気持ちをなくし、全てのドライバーが思いやりのある運転をするよう、事故のことを伝え続けたい」と話した。 11日、熊本南署は事故現場のすぐ近くで飲酒運転の取り締まりをした。その中には、5年前も南署勤務で、事故直後に現場に駆けつけた山本貴広・交通1課長の姿があった。 山本さんによると、村上さんは車にはねられた地点から30メートルも離れて横たわっていた。現場にブレーキの跡はなく、かなりの速度を出していたことがうかがえた。周囲には村上さんの持ち物が散乱していた。悲惨な現場の様子を忘れることはできない。 「飲酒運転を撲滅したい」との思いで、命日に取り締まりをした。だが、村上さんの両親につらい記憶を思い出させるのではと複雑な思いもある。「だからこそ、飲酒運転は絶対にしないよう呼びかけたい」と力を込めた。 この日は熊本西高生4人も路上に立ち、署員と一緒に飲酒運転防止を呼びかけるチラシを配った。3年生の山下貴薫(たかまさ)さん(17)は「運転する大人は、もし自分の子どもや学生だった自分が事故の被害者だったらと想像して、絶対に飲酒運転はやめて欲しい」と訴えた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする

出典

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