その他不明公表情報に基づく
生徒の過半数が“外国にルーツ”の高校も…『日系サポーター』が見る今の日本 出稼ぎから進む定住シフトと課題
御嵩町の県立東濃高等学校 / 岐阜県 可児市 ・ 高等学校
- 都道府県
- 岐阜県
- 市区町村
- 可児市
- 施設種別
- 高等学校
- 施設
- 御嵩町の県立東濃高等学校
- 報道日
- 2023年4月9日
- 発生年
- 2023年
- 公表主体
- 東海テレビ放送
事案の概要
生徒の過半数が“外国にルーツ”の高校も…『日系サポーター』が見る今の日本 出稼ぎから進む定住シフトと課題
2023/04/09 21:01配信
岐阜県可児市は、人口約10万人のうち8000人余りが外国籍の市民だ。かつての「出稼ぎ」から「定住」にシフトしつつあり、日系人の学習や就職などを手助けするブラジル人の「日系サポーター」の役割に注目が集まっている。新たな課題もみつかっている。
■イジメもあり「毎日泣いていた」…自身の経験から日系人を支援する「日系サポーター」
日系ブラジル3世の吉實(よしざね)よしおさん(32)は、国際協力機構=JICAが2021年に新設した「日系サポーター」の一員として2022年6月、ブラジルから可児市へやって来た。
【動画で見る】過半数が“外国にルーツ”の生徒の高校も…『日系サポーター』が見る今の日本 出稼ぎから進む定住シフトと課題
日系サポーターの大きな役割の1つは、中南米に住む日系人が来日して「日本に住む日系人」を支援することにある。この日、吉實さんが担当したのは、小学校に入る準備のための教室だ。
吉實さん(ポルトガル語で):
「(色鉛筆で)グルグルをやってみて」
子供たちの多くは保育園や幼稚園に通っていないため、日本語がほとんど話せない。やんちゃな子供たちをなだめすかしながら、何とか課題に取り組ませていた。
吉實よしおさん:
「誰かを手伝うと、自分もうれしい。前、自分も子供のころ、わからない時はサポートしてくださる人もいて、その人たちにつられて未来に自分もやってみようかなと、頭の奥でそういうのを考えていたので」
吉實さんは両親の出稼ぎで、7歳から5年近く静岡県で過ごした。
地元の小学校に通ったが、当初は日本語が全く理解できなかったという。
吉實さん:
「毎日ぐらい泣いていたかな。イジメとかもありましたし…」
それでも、辞書を使って会話をしてくれた担任の先生をはじめ周囲の助けもあって、日本の学校に慣れていった。
その頃の経験が、日系サポーターとしての活動につながっている。
吉實さん:
「多分、彼(先生)がやってくれなかったら、日本語は上達していなかったかもしれない。誰が何を話してもじっとどこかを見て、早く終わって欲しいという気持ちが多かったかもしれません」
ブラジルに戻って、世界的なコンサルティング会社に勤務していたが、かつて自分がしてもらっていたように日系人の子供たちの役に立ちたいと、日本にやってきた。
■かつての「短期出稼ぎ」から「定住化」へシフト…増える外国籍の子供たち
バブル経済がピークを迎えた1989年、ブラジルやペルーの日系人は、入管法の改正で『定住者』として扱われるようになった。
就労制限がなくなったことなどから「日系3世」などの来日が急増。その主な目的は「デカセギ」だった。
岐阜県内でも、可児市や美濃加茂市の工場などに多くの日系ブラジル人らがやって来た。
可児市国際交流協会の担当者:
「働くところがあることが大きいと思う。県下最大と言われている工業団地があるということと、派遣会社が借り上げるような古くなったアパートがたくさんある」
現在、日本国内に約30万人いるといわれる日系人。かつては、お金を稼いで母国に帰る「短期的な滞在」が主だったが、治安の良さなどの理由から、最近では家族…
出典
- 東海テレビ放送
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