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事故不明公表情報に基づく

通学中の事故、どう防ぐ?…小学校に入学する前に親子で確認しておきたいこと

千葉県 ・ 小学校

都道府県
千葉県
施設種別
小学校
報道日
2023年2月21日
発生年
2023
公表主体
読売新聞

事案の概要

春は進学・進級の季節です。新たに学校に通い始めるお子さんもいて、安全に登下校できるか、今から心配されている親御さんも多いのではないでしょうか。今回は子どもが歩行中に遭う交通事故について取り上げます。以前も申し上げましたが、不慮の事故による子どもの死者の4割強は交通事故によるものです。  警察庁の交通統計(2021年)で子どもの死傷者数をみると、4歳以下で3751人、5~9歳で7661人、10~14歳で8779人、15~19歳で2万2950人にも上ります。 イラスト:高橋まや 登下校中の子どもが被害に遭う事故が多発  ほぼ毎年、集団登校中の子どもの列に車が突っ込む死傷事故が発生しています。 事例1: 2016年10月28日、横浜市港南区で、停車中の軽乗用車に追突した軽トラックが横転。集団登校中の子どもの列につっこみ小学1年生が死亡した。児童4人を含む7人がけがをした。 事例2: 2016年11月2日、千葉県 八街(やちまた) 市で集団登校の児童の列にトラックが突っ込んで、児童4人が重軽傷を負った。この現場にはガードレールはなかった。  事故の後、八街市は「通学路交通安全プログラム」を改訂し、交通安全に取り組みました。「市内の小中学校は2年に1回、保護者などの協力を得ながら、通学路の危険箇所を抽出する。関係機関と合同点検を実施し、歩道の整備、交通規制、交通安全教育などの対策を取る」というものです。しかし、事故は続きました。 事例3: 2021年6月28日、八街市でトラックが、集団で下校中の小学生の列に突っ込み、児童2人が死亡し、3人が大けがを負った。運転手は酒を飲んでおり、飲酒による居眠り運転とみられる。事故現場は、通学路であるが、ドライバーの抜け道になっていた。  八街市の二つの現場は、いずれも同じ市立小学校の通学路で、約2・7キロしか離れていませんでした。2021年の事故の現場は、ガードレールや路側帯もないため、危険だと住民は指摘していました。  事故後、市長は「財源が限られた中で、十分な措置ができなかった」と述べました。この事故を受けて、八街市が小学校の通学路の緊急点検を行ったところ、対策が必要な箇所は合わせて150か所にのぼりました。 八街の事故から学ぶべき教訓  21年の事故のあと、八街市や警察などが行った対策は以下のようなものでした。 現場の制限速度を時速30キロに変更 ガードパイプを設置 道路の一部を盛り上げて車に振動を与えることで、速度を抑制する「ハンプ」(凸型路面)の設置 速度違反自動取り締まり装置「可搬式オービス」の導入 スクールバスの導入  16年の事故のあと、こうした対策を取ることができていればと思わずにいられません。ここから、多くの教訓を学ぶことができます。  登下校中の事故は、全国のどこでも、明日にも起こると考える必要があります。八街市で行われた対策について調べ、自分の自治体でできること、しなければならないことを抜き出し、学校安全の事業計画の中にそれを取り入れて予算化するといいと思います。この事故を「他山の石」として、効果がある対策を確実に実施することが真の交通安全対策となります。 次へ1 / 2 【

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