不祥事死亡・免職公表情報に基づく
保育園で相次ぐ虐待や死亡事故 20年来のひずみ、政策は場当たり的
企業主導型保育所 / 静岡県 裾野市 ・ 保育園
- 都道府県
- 静岡県
- 市区町村
- 裾野市
- 施設種別
- 保育園
- 施設
- 企業主導型保育所
- 報道日
- 2022年12月27日
- 発生年
- 2022年
- 公表主体
- 朝日新聞
事案の概要
保育園で相次ぐ虐待や死亡事故 20年来のひずみ、政策は場当たり的2022年12月27日 7時00分有料記事宮田裕介 伊藤舞虹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアするおおたとしまささんのコメント保育上の問題行為があったさくら保育園=2022年12月5日、静岡県裾野市公文名、武田遼撮影
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今年は全国各地の保育園で虐待の発覚が相次ぎ、送迎バスへの置き去りなど保育死亡事故も相次いだ。専門家らは、保育現場に20年来のひずみが出ていると指摘する。【関連記事】「保育園に当たり外れ、おかしい」 遺族が語る、虐待事件の根っこ【関連記事】先輩が1歳児に暴言 虐待事件を受け、保育士たちが語る「悪循環」 保育現場の労働問題に詳しい中央大の小尾晴美助教(労働社会学)は、「虐待などの問題を安易に労働環境と結びつけることはできないが、この20年ほどで、保育現場の労働環境が厳しくなり、保育の質が下がる要因にもなっている」と指摘する。国の規制緩和で悪循環 共働き世帯が増えた2000年代、保育園に入れない待機児童が増えて社会問題に。政府は当初、園を増やすのではなく、規制を緩め、定員以上に園児を受け入れるよう促すことで解決を図り、人手も広さもゆとりのない現場は増えた。 大幅な規制緩和は、園の運営形態にも及んだ。企業主導型保育所なども含めた園の増設を急速に促し、保育士の獲得競争が起きた。 現場は慢性的な人手不足となり、激務が離職を招く悪循環が起こった。 園児を預かる時間も長くなっている。厚生労働省によると、11時間以上開けている認可保育園は、2020年は全体の約8割。20年前は約4割だった。 1人8時間の労働時間内ではカバーできないため、パートなどの非正規職員が増え、働く時間帯もばらばらになって、保育方針の共有や情報伝達がしづらくなった。「ベテランから若手をバランスよく配置できなくなり、人材育成のシステムが崩れたのがこの20年だった」と言う。「保育士が追い詰められるのには理由が」 一方、国は21日、4~5歳…この記事は有料記事です。残り536文字有料会員になると続きをお読みいただけます。今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
注目コメント試し読みおおたとしまさ(教育ジャーナリスト)2022年12月26日14時17分 投稿【視点】「競争>ケア」というグロテスクな価値観がこの社会にはあります。競争(より多く稼ぐこと)がケア(命とつなぐこと)よりも「偉い」ものだとされる本末転倒が起きています。
過酷な「競争」を勝ち抜いたひとたちが社会を牛耳るわけですから、彼らが競…続きを読む関連トピック・ジャンルジャンル社会・調査報道事件・事故・裁判教育・子育て子育て印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする
出典
- 朝日新聞
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