不祥事不明公表情報に基づく
「してはダメ」より「あったほうがいい」 園児虐待防止に大切な視点
ある保育園 / 静岡県 裾野市 ・ 保育園
- 都道府県
- 静岡県
- 市区町村
- 裾野市
- 施設種別
- 保育園
- 施設
- ある保育園
- 報道日
- 2022年12月14日
- 発生年
- 2022年
- 公表主体
- 朝日新聞
事案の概要
第6回「してはダメ」より「あったほうがいい」 園児虐待防止に大切な視点2022年12月14日 8時00分有料記事聞き手・久永隆一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする山口有紗さん
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静岡県裾野市の認可保育園に通う子どもへの暴行容疑で保育士3人が逮捕された事件が波紋を広げています。全国で相次ぎ発覚する不適切保育。子どもの心理や発達に詳しい児童精神科医の山口有紗さんはこう話します。「暴力から子どもたちを守りたい。対策として『やってはいけないことリスト』のチェックと記入を現場に課すだけでは十分ではなく、かえって逆効果な部分もあるのではと心配しています」。どういうことでしょうか。考えを聞きました。連載〈崖っぷちの保育 ~子どもの安全を守るには~〉慢性的な人手不足、一向に改善しない労働環境。保育の現場から悲鳴があがっています。不適切な保育の実態も相次いで発覚しました。いま考えるべきことは――。 ――不適切保育のニュースをどんな思いで見ていますか。 彼女たちがこうした行為をせざるを得なかった背景は何だろうと考えています。保育士個人の責任に帰結してはいけないと。 子どもたちへの暴力は許せないことです。一方で、暴力の撲滅を目指して、保育現場を、子どもたちをかえって苦しくしてしまう形で縛っていくような対策をしていくことにならないか心配です。 ――どういうことですか。 子どもへの「やってはいけない」ことだけを現場に強いた場合、それが保育士さんたちを萎縮させ、現場を緊張させ、かえって子どもたちのダイナミックな探索や冒険を見守ることができなくなったり、保育側の余裕がなくなったりしてしまうことが心配です。 「やってはいけない」ことの知識は、保育士さんも十分ご存じだと思います。でも、それが現場で実践できなかったのはなぜか。知識だけではなく、それが十分に実行できるリソースが伴わないことが問題なのではないかと思います。 ――構造的な理由があるということですね。 はい。具体的には、人員配置や給料の問題などがあると思います。保育のゆとりは大切なことです。子どもの「うれしい!」「なんだろう?」 ――暴力をふるわずに済むように保育士さんを増やす必要があるということですね。 いえ、少し違うんです。私の…この記事は有料記事です。残り1457文字有料会員になると続きをお読みいただけます。今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事を書いた人久永隆一さいたま総局次長フォロー専門・関心分野社会保障、教育、こども若者、貧困、人口減少関連トピック・ジャンルジャンル社会・調査報道教育・子育て子育て医療・健康・介護印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするlistはてなブックマークでシェアする連載崖っぷちの保育 ~子どもの安全を守るには~(全13回)第1回もしかして虐待? 保育園で気になったとき、親や保育士にできること2022年12月5日18時34分第2回園児虐待、どこでも起きるリスク 「保育園は限界を迎えつつある」2022年12月7日11時00分第3回保育士の「あれ?」を流さない 虐待を防ぐしくみ、ある保育園の試み2022年12月8日11時00分…
出典
- 朝日新聞
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