いじめ重大事態不明公表情報に基づく
教師がいじめの助けを求めた生徒を叱責。その3時間後に命を絶っていた。尼崎中2少女自死で第三者委が報告
兵庫県 尼崎市
- 都道府県
- 兵庫県
- 市区町村
- 尼崎市
- 報道日
- 2019年3月18日
- 発生年
- 2019年
- 公表主体
- Yahoo!ニュース
事案の概要
尼崎市市政情報センターで行われた第三者委員会による記者会見(筆者撮影)一昨年12月20日、兵庫県尼崎市で13歳の女児が命を絶った。尼崎市教育委員会の諮問を受け、昨年5月21日立ち上がった尼崎市いじめ問題対策審議会(第三者委員会)がこのほど調査結果を発表。自殺の背景に複合的ないじめと、学校側の不適切な対応があったことを明らかにした。背景にあったクラスとクラブでのいじめ。担任も顧問も対処せずまず第三者委員会はいじめがあったことを認定した。記者会見で示された報告書の概要をもとに、取材で知り得た情報を加味し、事案の推移を要約する。Aさんは2学期よりクラスのグループからいじめに遭っており、学校側にもその事実を伝えていた。11月1日に行われた生活実態アンケートの「最近、同級生から何か嫌なことをされたり命令されたり暴力を振るわれたりしたことがありますか」という質問に「時々ある」と答え、同月6日に実施されたマークシート式アンケートでも「友だちに嫌なことをされたり言われたりする」という問いかけに「すごく当てはまる」と回答していたのである。にもかかわらず、担任教諭は具体的な事実を聞き取ることはなく、注意深く観察することもなかった。第三者委員会の調査によると11月ころより「ブタ」「きもい」などと本人に聞こえるよう言うなどいじめはエスカレートしていったのだが、担任教諭はAさんが亡くなる5日前の母親Bさんとの懇談でも「人間関係に問題ない」と答えている。また所属している女子ソフトテニス部はもともとトラブルが多発していた。Aさんはクラブ全体が仲良くなるよう努力し続けていたのだが、部活動に不真面目な態度でのぞむ生徒に注意を促したところ、11月から12月にかけてAさんはいじめの標的になっていく。顧問や副顧問は場当たり的な対応に終始し、根本的な問題解決に尽力しなかった。12月18日の衝突とSNSによる集中攻撃12月18日、もともとギスギスした雰囲気だった女子ソフトテニス部で複数の部員が生徒Cさんに「死ね」と言ったうえ、クロスに打つべきサーブを同人に向けて放つという事態が勃発。Cさんと仲の良かったAさんはLINEのステータスに何かを書き込んだところ、逆恨みをされることになる。翌19日、Cさんの母親は顧問にトラブルへの対応を依頼。顧問は「死ね」とののしった複数の部員に事情を聞いた際、「Cの母親から連絡があったんや」と告げてしまう。この日の部活動はきわめて対立的な雰囲気が漂っており、AさんとCさんが矢面に立つこととなる。複数の部員が2人の方を見ながら悪口を言ったり、にらみつけたりしたという。その日の夜からLINE上でAさんは部員の一部から集中攻撃を受けることとなった。さらにクラスのグループからも誹謗中傷の書き込みをされてしまう。なぜ少女はみずからの死を選んでしまったのか?翌日の20日、Aさんとともに攻撃の標的になっていたCさんは学校を休んだ。不確かな情報伝達により、同学年で別のクラスの担任を持つD教諭は、Cさんの母親が学校に連絡を入れたことをAさんが言いふらしていると誤認してしまう。D教諭が組み立てた方針のもと、中学2年生の各クラス担任と学年主任は事態を収拾させるために、まずは関係する生徒にテニス部のトラブルについて口外させないよう指導することとした。噂が広まってCさんが登校しづらくなって…
出典
- Yahoo!ニュース
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