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いじめ重大事態不明公表情報に基づく

起きた鹿児島県立高等学校

鹿児島県 ・ 高等学校

鹿児島男子高校生「いじめ」自殺、県と県教委で判断が分かれた理由

都道府県
鹿児島県
施設種別
高等学校
施設
起きた鹿児島県立高等学校
掲載日
2018年12月1日
発生年
2018
公表主体
ダイヤモンド・オンライン

事案の概要

写真はイメージです Photo:PIXTA 4年前に起きた鹿児島県立高校1年生の男子生徒(当時15)の自殺を巡り、原因を調査している県の第三者委員会は11月18日、背景にいじめがあったと認定した。19日朝刊に地元の南日本新聞(鹿児島市)だけではなく、全国紙にも掲載されたので記事をご覧になった方も多いと思う。実は、これに先立って行われた県教育委員会の第三者委員会は「(いじめを)裏付けることはできなかった」と結論付けていた。同じ県の役所なのに、なぜ県と県教委で結論が異なったのだろうか。(事件ジャーナリスト 戸田一法) 事実を知りたい母親の願い 男子生徒は鹿児島市の田中拓海さん(ご遺族が氏名公表をご希望のため、実名で表記します)で、2014年8月、自宅で首を吊っているのが見つかった。遺書や理由を示す文書はなかったとされる。 母親は「拓海は自殺するような子じゃなかった。親として、何があったか知りたい」として学校に調査を要請。これを受けて同学年の生徒を対象にアンケートを実施したところ、いじめがあったことをうかがわせる記述があったという。 母親が2015年6月、いじめ防止対策推進法に基づき、県教委に第三者委員会の設置を求めた。同法については後述するが、学校や教育委員会は自殺や不登校などの重大事態が発生した際、いじめがあったか不明確でも保護者や生徒・児童本人の申し立てがあれば調査しなければならない。 県教委は要請を受けて第三者委員会を設置。同12月に初会合が開催された。 会合は非公開で協議されたが2017年3月、第三者委員会は「(学校の)事後の調査が不十分。遺族への対応にも配慮を欠いた」とし、いじめが疑われる複数の情報を確認したとしながら、「自殺の要因となるいじめの存在を特定できない」と結論付け、いじめがあったと断定せず、自殺との因果関係についても言及しなかった。 おすすめの会員限定記事 正解なき中学受験に親が狂奔、あなたの教育熱心は「虐待」になっていないか 広陵高校「甲子園辞退」は他人事ではない!あなたの会社もむしばむ「聖域化」と「ガバナンス不全」の病理

出典

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