GakkoDB
いじめ重大事態不明公表情報に基づく

「いじめのない学校生活の実現をめざして」聖学院大でシンポジウム 3人の専門家が語る : 教育

埼玉県 上尾市

都道府県
埼玉県
市区町村
上尾市
掲載日
2016年10月12日
発生年
2016
公表主体
クリスチャントゥデイ

事案の概要

+この日はオープンキャンパスも行われ、シンポジウムには学内外から110人が参加した=10日、埼玉県上尾市の聖学院大学で 聖学院大学(埼玉県上尾市)人間福祉学部によるシンポジウム「いじめのない学校生活の実現をめざして」が10日、同大で開催された。大きな社会問題となっているいじめについて、福祉、心理、教育の各分野の専門家が講演し、学内外から110人が参加した。 「神を仰ぎ、人に仕う」という聖学院のスクール・モットーにのっとり、人と社会の可能性を開く福祉を学ぶ人間福祉学部には、人間福祉学科、こども心理学科、児童学科の3学科が設置されている。この日のシンポジウムでは各学科の教員が登壇し、それぞれの立場から、自身が取り組んでいるいじめの問題について講演した。司会進行は、同学部こども心理学科長の和田雅史教授が務めた。 最初に登壇した同学部人間福祉学科長の中谷茂一教授は、「いじめ問題の現状と相談先」とのテーマで話した。中谷氏は、文部科学省や警視庁のデータを使っていじめの定義の変遷を紹介し、文部科学省が調査した1985年から2015年までのいじめの認知(発生)件数の推移を示した。中谷氏は、11年に起きた大津市中2いじめ自殺事件が契機となり、いじめの認知件数が急増していることを語った。 中谷氏は、この増加はいじめ問題が悪化したことを意味するのではなく、これまで見過ごされてきたいじめについて、学校側が丁寧に対応するようになった結果であり、救われる子どもが増えることにもつながっていると話した。また、14年度に文科省が行ったいじめに関する調査結果から、しっかりした実態調査の実施と各学校での取り組みによっていじめを防止できることを示した。 「いじめ問題の現状と相談先」とのテーマで話した聖学院大学人間福祉学部人間福祉学科長の中谷茂一教授 また、近年のいじめの特徴として「特定のいじめっ子や、いじめられっ子はいない」とし、小学4年生から中学3年生までの6年間で、いじめの加害者・被害者両方を経験した子どもは9割近くに上ること、さらに、インターネットによるいじめが増加し、いじめが外から見えにくくなっていることを指摘した。その上で、公的機関や民間が設置するいじめに関する相談窓口を紹介し、「重層的な相談箇所が増えてきているのに、まだまだ行き渡っていない。ぜひ周りの人に教えてあげてほしい」と呼び掛けた。 続いて登壇したのは、同学部こども心理学科で臨床心理を専門とする藤掛明准教授。藤掛氏は、非行・犯罪臨床の実務経験者として、臨床心理の立場から「いじめる人のこころの世界」と題して講演した。藤掛氏は、法務省の心理技官として少年院に勤務していたときに面接を行ったA君(19歳)の事例を紹介し、心に深い傷を持った子どもの回復について語った。 聖学院大学人間福祉学部こども心理学科の藤掛明准教授は、臨床心理の立場から「いじめる人のこころの世界」と題して講演した。 藤掛氏は、「キレると訳が分からなくなってしまう」と自分のことを話すA君に、キレたときの自分について何度かにわたって絵を描かせた。その中で分かったのは、A君自身が小学校時代に強烈ないじめに遭っていて、その時に「今いじめられているのは『おとりの自分』で、『本当の自分』は地下にいるんだ」と現実から逃げていたことだった。 個人カウセリングは、この…

出典

本ページの概要は上記出典の公表内容を事実報道の範囲で引用し、 後日の削除・改訂に対応できる形で集約しています。

🔍 この学校の特定にご協力ください

この事案は公表元(クリスチャントゥデイ)で学校名が 匿名化されています。ご存知の方は 出典となる報道記事や公的資料をあわせて 情報提供にご協力ください。噂・未公表情報はお控えください。

学校名の特定情報を提供する →

この事案は公的機関または報道機関が公表した情報に基づきます。 確認レベル: 公表情報に基づく

関係者の氏名は、公表元が公表していないため掲載していません。

掲載内容に事実誤認がある、または削除をご希望の場合は異議申立てフォームよりご連絡ください。

最終更新: / 初回掲載: